「虎に翼」次週予告 テスト84点“改ざん疑惑”再燃「本当の優未じゃない」にネット注目「やっぱり？」

連続テレビ小説「虎に翼」第71話。記念写真に納まる佐田寅子（伊藤沙莉・後列左から3人目）と佐田優未（竹澤咲子・前列右）（C）NHK

　女優の伊藤沙莉（30）がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」（月～土曜前8・00、土曜は1週間振り返り）は8日から第15週「女房は山の神百石の位？」に入る。

　＜※以下、ネタバレ有＞

　向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子（ともこ）の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

　第70話（7月5日）は祝賀会の翌日、穂高重親（小林薫）と佐田寅子（伊藤沙莉）はお互いの立場から遠慮なく想いをぶつけ合う。梶山栄二（中本ユリス）は寅子の言葉を機に、頼りたい人の存在を思い出し…という展開。

　「寅子が先輩たちと穂高先生を弔ったその翌朝、猪爪家の絆に小さなひびが入り始めていました」（語り・尾野真千子）

　寅子が喪服のまま眠る姿に、佐田優未（竹澤咲子）は冷やかな視線を向ける。猪爪花江（森田望智）も呆れ気味…。

　次週予告。寅子は“若者の希望の星”と呼ばれるなど、さらに増長か。花江は「トラちゃんが見ているのはね、本当の優未じゃないの」「そういう態度よ！」と、ついに爆発？家庭を花江に任せきりだった寅子がしっぺ返しを食らう展開になりそうだ。

　花江の台詞「本当の優未じゃない」が気掛かりな視聴者も。SNS上には「なるほど。それが優未のテストの点数捏造疑惑描写につながるわけか」「やっぱり点数改ざんしてる？笑」「答案もじっくり見れば、違和感に気づいたはず。本当の優未は、様々な意味で優等生ではない」などの声も上がった。

　第68話（7月3日）、優未のテストの点数は84点。寅子は褒めることなく次回100点へ復習を課したものの、実は34点で書き換え疑惑が浮上していた。

　真相が明かされるのか、注目される。