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【陸上】橋岡優輝「誰よりも楽しめば結果もついてくる」 パリ五輪男子走り幅跳びでメダル獲得必ず

スポニチアネックス / 2024年7月6日 12時38分

欧州に向けて出発前に取材に応じた橋岡(撮影・中村 和也)

 パリ五輪男子走り幅跳び日本代表の橋岡優輝(富士通)が6日、欧州に向けて出発前に羽田空港で取材に応じた。

 6月の日本選手権で7メートル95で2年ぶり6度目の優勝を果たした。「日本選手権は、ひどすぎたので、ちょっと落ち込んでいたが、一週間気持ちよく練習してリラックスしながら、しっかりできた。切り替わって良い形でイタリア入りができそう」と笑顔で語った。

 21年東京五輪で男子走り幅跳び6位入賞。11センチの差でメダルに届かなかったが、「僕自身が、また同じ試合で周りが同じ状況であれば、その11センチは覆せると思う。それぐらい自信はついている」と堂々と話した。有観客での五輪については「手拍子とか求める時には、大きければ大きいほど一体感も生まれる。跳んだときの歓声を聞くのは楽しい。今からどれだけの観客が入るのか楽しみ」と見据えた。

 22年11月から米フロリダ州のタンブルウィード・トラッククラブ(TC)に拠点を移し、同年代のサニブラウン・ハキーム(東レ)ら短距離の一流選手と練習。「トップの選手が周りに常にいるところが練習への取り組み方だったり、選手たちからの学びが多くあった」と振り返り、「自分も自信が持てるようになる」と手応えを口にした。

 2大会連続の五輪へ「ここから何か変えるというか、新たなものを求めるということは、できないと思う。どれだけ楽しめるか。誰よりも楽しめば結果もついてくると思う。最高の状態で最高に楽しめるように体を作り上げる」と挑む。最大の目標はメダル獲得。「絶対に成し遂げたい。まずベスト8に残ることも大事だし、決勝に進むことも大事。一番いい色は、みんな知っていると思うので、そこを狙う」と意気込んだ。

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