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【高校野球】亀岡が継投で5回完全 京都大会の開幕戦制した

スポニチアネックス / 2024年7月6日 14時40分

亀岡先発・杣田

 ◇全国高校野球選手権京都大会1回戦 わかさスタジアム京都(2024年7月6日 亀岡11―0朱雀・西乙訓・京都教大付・大江)

 亀岡が先発・杣田(そまだ)健一郎投手(2年)が4回打者12人から8奪三振で走者を許さない。打線も連合チームの四球、失策が重なるところを逃さず、6盗塁を効果的に決めて2回までに11得点。三塁から5回を任せれた細見晃雅(こうが)内野手(3年)も連合チームを3人で打ち取って継投での5回完全試合を達成した。

 冨山勇樹監督は「先の試合のことも考えて細見にマウンド経験をさせたかった。杣田は頭のいい子。開会式直後で緊張感もあって立ち上がりはボールが先行したが、2回から本来のピッチングをしてくれた」と感心しきり。

 杣田は「5回ですか?監督の指示なんで。きょうはストレートが良かった」と振り返る。1メートル82の長身から打者に「背番号1」を見せつけてスリークォーター気味に投げ込む独特のフォーム。「三振は狙っていたわけではなくて、打たせようとして投げていたのですが…」と制球重視のピッチングが功を奏した。2回戦はシード校の福知山成美と対戦。頭脳的な投球で強豪に挑む。

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