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ド軍・スミス ピアザらに並ぶ球団捕手史上4人目の1試合3発 満塁弾被弾のグラスノーの黒星消す大活躍

スポニチアネックス / 2024年7月6日 15時7分

試合後、取材に応じるドジャース・スミス(左)とグラスノー(撮影・柳原 直之)

 ◇ナ・リーグ ドジャース8―5ブルワーズ(2024年7月5日 ロサンゼルス)

 ドジャースのウィル・スミス捕手(29)が5日(日本時間6日)、本拠でのブルワーズ戦に「2番・捕手」で先発出場。自身初、球団の捕手として史上4人目となる1試合3本塁打の活躍を見せ、チームの8―5の逆転勝利に貢献した。

 初回に先制ソロを放つと、3回に2打席連続とする13号ソロを放った。チームは4回にグラスノーが満塁弾を被弾するなどして2―5で勝ち越しを許したが、直後の4回の攻撃でバルガスに2ランが飛び出して1点差とすると、7回にスミスがこの試合3本目のソロを放って同点に追いついた。そして、8回2死満塁からフリーマンが決勝の2点適時打を放つなどして逆転勝利を収めた。

 1950年のロイ・カンパネラ、1996年のマイク・ピアザ、2016年のヤスマニ・グランダルに次ぎ、球団の捕手として史上4人目となる1試合3本塁打を放ったスミスは「自分のアプローチ、結果を残すことに集中していた。3回の打席はフライを打つことを意識していた。調子の浮き沈みがあるが、小さな調整をするために努力しなければならない。先週より良くなっている」と手応えを口にした。

 大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者によると、大リーグの全カードで3チームが満塁弾を被弾しながらいずれも勝利。これは1998年7月28日以来大リーグ史上2度目の珍記録となったという。この日6回を投げて許した安打はわずか3本だったが、そのうちの1本が満塁弾で3安打全てが4回に集中したグラスノーは「攻撃陣が助けてくれた。それが我々が勝てた要因。満塁弾を打たれた後は切り替えてゼロに抑えるように心がけた。打たれたイニングは(リリースの)タイミングが少しおかしかった」と打線の援護に感謝していた。

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