【女子バスケ】高田真希が最多23得点「皆さんに最高の景色をお見せしたい」2大会連続五輪メダルへ挑戦

第1Q、ボールを競り合う高田（左から2人目）（撮影・小海途　良幹）

　◇バスケットボール女子国際強化試合（2024年7月6日　有明アリーナ）

　パリ五輪に出場する世界ランク9位の女子日本代表は同26位のニュージーランドと対戦し、92―50で勝利した。125－57で制した4日の第1戦から2連勝とし、2大会連続のメダルを狙うパリ五輪へ弾みをつけた。高田真希（34＝デンソー）がチーム最多の23得点を挙げて勝利に大きく貢献した。

　ベテランが日本の攻撃をけん引した。高田はリング下からだけでなく、3本の3点シュートを決め、成功率は75パーセントを記録。コート上のフラッシュインタビューでは「連日1万人を超える観客の皆さん、最高な雰囲気をありがとうございました」と声援に感謝し、「前半は苦しかったが、その中でホームの力、皆さんの応援が力になって、後半は自分たちのバスケットを取り戻せた」とうなずいた。

　2大会連続のメダルが懸かるパリ五輪を見据え、「今回、このような素晴らしい雰囲気を作っていただき、私たちに素晴らしい景色を見せてくれた。次は私たちが最高の景色を皆さんにお見せしたい」と語り、活躍を誓った。

　今後は欧州遠征に臨み、19日に世界ランク7位の五輪開催国フランスと、21日に同6位ベルギーと強化試合を実施。パリ五輪1次リーグでは7連覇中の女王・米国、ベルギー、ドイツと対戦する。