土屋アンナ “マジリスペクト”する昭和の名女優 映画デビュー作で共演「本当に飾らない人で」

土屋アンナ

　女優で歌手の土屋アンナ（40）が、6日放送のTOKYO　MX「サバンナ高橋の、サウナの神さま」（隔週土曜後5・55）にゲスト出演し、尊敬する今は亡き名女優への敬意を語った。

　04年公開の大ヒット映画「下妻物語」に出演。女優デビュー作となった同作で、土屋は茨城のバイク好きのヤンキー女子校生を個性あふれる演技で表現し、大きな話題になった。

　その作品で共演したのが、故・樹木希林さんだった。「樹木さんは、ぬる～っと入ってきて、“あなた、鼻が高いわね”って。もうカメラ回ってて、映画に入ってます」。土屋に対する印象を、本番にアドリブで入れてきたという。

　その個性あふれる言動に、土屋は興味津々。「本当に飾らない人で。何なら1回、撮影が終わってないのに、電車で間違って帰っちゃったんですよね。お弁当も手作りで自分で持って来ていて、“何だ、この美しい人は”って」と振り返った。

　希林さんのトークイベントを見に行ったことがあるという。「袖で聞いた時に、“何かさ、日本の男性はさ、若い女ばっかりかわいいって言ってさ。時代遅れよ”って。“自分は年取ってるのに、どんどんどんどん若い子がかわいいってなってるけど、年を取っているから美しいっていうふうに思いなさいよ”って、言いたい放題言っているのを見て、マジリスペクトと思って」と、当時の感動を口にした。

　土屋もその考えに大賛成といい、「年のしわって、美しくないですか？」とMCの「サバンナ」高橋茂雄に問いかけていた。