巨人グリフィン 8回1失点好投で3勝目 激しい雷雨で3度の試合時間変更も関係なし、圧巻投球
スポニチアネックス / 2024年7月6日 22時3分
◇セ・リーグ 巨人4―1ヤクルト(2024年7月6日 神宮)
巨人の来日2年目左腕、フォスター・グリフィン投手(28=米国)が6日のヤクルト戦(神宮)で今季8度目の先発登板。雷雨のため試合開始が1時間遅れとなるなかで8回4安打1失点と好投し、6月15日の日本ハム戦(エスコンF)以来21日&3試合ぶりとなる今季3勝目(2敗)をマークした。
激しい雷雨のため、当初の午後6時試合開始予定が6時15分、6時半、7時と3度にわたって変更となり、結局7時1分にようやくスタート。先発投手としては調整が難しい試合となった。
だが、マウンドに上がる前の初回に主砲・岡本和の14号2ランで味方打線が先制。いきなり援護をもらったグリフィンはその裏、わずか9球で3者凡退に仕留めて順調な立ち上がりを見せた。
2―0のまま迎えた4回には2死から一、二塁のピンチを迎えたが、オスナの左前打で3回から左翼守備に就いていた若林が好返球で二走・山田を本塁で刺し、この回も無失点。5回まで65球で3安打無失点とこの日も安定した投球を見せた。
2―0で迎えた6回には昨季まで巨人に在籍していた代打・北村拓に一発を浴びて1点差に迫られたが、直後の7回にヘルナンデスが6号2ランして3点差。8回を投げ切って最後のマウンドは守護神・大勢に譲った。
投球内容は8回で打者27人に対して106球を投げ、4安打1失点。6三振を奪い、与えた四球は1つだった。
好投してもなかなか打線の援護に恵まれないことが多いグリフィン。6月22日のヤクルト戦(東京D)では7回で9三振を奪い、4安打無失点と好投するも0―0のまま降板して勝利ならず。前回登板した同29日の広島戦(東京D)でも来日初の2桁となる12三振を奪い、8回2安打1失点と好投するも0―1での降板となり、勝利を手にすることができなかった。
試合前までの直近3戦で合計23回2/3を投げて1失点も、その間1勝しただけだったが、ようやく報われた。
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