オリ・中嶋監督「一番大きかった」と称賛 宗の先制打を呼ぶラオウ杉本の13球の粘り＆2季ぶり盗塁

＜オ・日＞2回、二盗を決める杉本（撮影・後藤　正志）

　◇パ・リーグ　オリックス4－1日本ハム（2024年7月6日　ほっと神戸）

　オリックス・杉本の驚異的な粘りと2年ぶりの二盗が、先制点をもたらした。

　2回2死で日本ハム・福島に2球で追い込まれながらも、13球粘って四球で出塁。直後に22年8月20日西武戦以来の盗塁となる二盗を決め、直後の宗の適時打で先制の生還を果たした。

　中嶋監督も「ラオウ（杉本）の四球が一番大きかったのかなと。ああいうところで走ったりできるのが、チームの勢いとして出た」と称賛した。

　先制打の宗もお立ち台で「ラオウさんにしては珍しく凄い球数を投げさせていたので。必死につないでくれた場面ですし、多分、今年もう見られないであろうラオウさんの盗塁があったので、打ってやろうと」と、ファンの笑いを誘う形で感謝していた。