清原和博氏 巨人・阿部監督の監督ぶり称賛「すごく堂々としていた」 10年ぶり古巣訪問「うれしかった」

＜ヤ・巨13＞阿部監督（右）と談笑する清原氏（撮影・尾崎　有希）

　◇セ・リーグ　巨人4―1ヤクルト（2024年7月6日　神宮）

　巨人OBの清原和博氏（56）がヤクルト―巨人戦（神宮）を中継したBSフジで解説を務め、試合前には巨人・阿部慎之助監督（45）を激励した。古巣の勝利を見届け、試合後は「すごく堂々としていた」と指揮官の監督ぶりについて語った。

　清原氏は試合前練習の終盤、雨の中で三塁側ベンチを訪れ、数分間、談笑。自身のX（旧ツイッター）では現役時代のチームメートだった二岡ヘッド兼打撃チーフコーチも含めた3ショットを公開し、「この度阿部監督より、試合前の練習にお誘い頂き、緊張しましたが優しく迎えて下さり、今は安堵と感謝の気持ちでいっぱいです」とつづっていた。

　試合後、清原氏は岡本和が初回に放った先制14号2ランについて「完璧だったんでしょうかね」とコメント。「難しい変化球だったと思うんですけどね。うまく膝をためて左中間に持ってきましたね」と評価した。

　第64代の4番として“巨人の4番”の重みを知る清原氏は、岡本和について「なかなか表情に出さないタイプだと思うんですけれども、そういうのはひしひしと感じてやってると思います」と心中を想像。

　試合前に阿部監督と会話をかわしたことについて聞かれると「阿部監督にね、呼んでいただいて、そういうグラウンドレベルに下りるチャンスをいただいてね、感謝してます」。指揮官の監督ぶりについて聞かれると「すごく堂々としていてね…すごくどっしりとされていると思います」と感想を述べていた。

　巨人の練習を視察するのはド派手な白のスーツ姿で春季キャンプを訪問した14年以来10年ぶり。久々の古巣に「うれしかったですね」と表情を崩していた。