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【バスケ女子】高田チーム最多23点 3冠女王の貫禄 NZまた圧倒 国内連勝締め

スポニチアネックス / 2024年7月7日 4時51分

第4Q、シュートを放つ高田(左)(撮影・小海途 良幹)

 ◇バスケットボール女子国際強化試合 日本92―50ニュージーランド(2024年7月6日 有明アリーナ)

 世界ランク9位の女子日本代表が同26位のニュージーランド代表に92―50で快勝し、パリ五輪前の国内最後の対外試合を白星で締めくくった。センターの高田真希(34=デンソー)がチーム最多23得点の活躍。チームの3点シュート成功率が26・7%と低迷する中、大黒柱が抜群の安定感を見せた。チームは来週に欧州入りし、19日にフランス、21日にベルギーと強化試合を行い、金メダルを目指す本番に備える。

 生命線の3点シュートが入らない。日本は45本中12本しか決められず、成功率26・7%に低迷。林が11本中1本しか射抜けず、山本は8本全てを外した。得点源の2人が精彩を欠く中、チームを救ったのが高田だった。「チームとしてシュートが入らない中でどう打開するかを考えた」。4本中3本の3点シュートを沈めるなどチーム最多23得点。あえてシュートを打たずに反則を誘い、より確実性の高いフリースローを獲得するなどバスケIQの高さも光った。

 経験が違う。Wリーグ通算7756得点、4060リバウンド、787スチールはいずれも歴代1位。レギュラーシーズンで2年連続MVPを獲得中だ。昨季の3点シュート成功率48・53%(68本中33本成功)もリーグトップ。攻撃でゴール下に選手を配置しない“5アウト”の戦術が主流になる中、34歳になっても進化を続ける。所属チームはデンソー一筋16年。昨年12月の皇后杯で優勝し、悲願の国内初タイトルを獲得。アジア杯も3度制した経験がある。

 五輪はパリが3度目。金メダルは輝かしいキャリアに欠けている数少ないタイトルだ。この日の観衆は1万745人。女子日本代表史上最多1万1624人を記録した4日の試合に続き、大観衆が詰めかけた。高田はコート上のインタビューで「素晴らしい景色を見せてくれた。パリ五輪では私たちが皆さんに最高の景色を見せたい」と誓った。“走り勝つシューター軍団”の中心には百戦錬磨のセンターがいる。

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