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【高校野球】藤岡北・関健 難病も「病気は関係ない」3安打6打点

スポニチアネックス / 2024年7月7日 5時2分

<勢多農林・藤岡北>5回、逆転2点適時打を放ちガッツポーズする藤岡北・関健(撮影・木村 揚輔)

 ◇第106回全国高校野球選手権群馬大会 藤岡北7-3勢多農林(2024年7月6日 上毛新聞敷島)

 「3番・捕手」で出場した関健斗(3年)は抜群の勝負強さを見せた。初回無死二、三塁から一塁線へスクイズを決め、先制点をもたらす。1点を追う5回は右前へ逆転の2点打を放ち、7回にも中越え2点二塁打を放つなど3安打6打点。「自信があった。絶対に走者を還してやるぞ、という気持ちで打ちました」と胸を張った。

 4月下旬に国指定の難病「潰瘍性大腸炎」を発症し、2週間の入院を経て復帰。現在も薬の服用は欠かせないが「病気は関係ないと思っている。野球ができればいい」と下を向くことはない。次戦は全国トップクラスの投手陣がそろう健大高崎が相手。「長打は打てないので、次のバッターにつなげていきたい」と謙虚に言った。

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