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ロッテ 都志也で西武戦開幕10連勝 8回逆転V撃!パ54年ぶり快挙呼ん打

スポニチアネックス / 2024年7月7日 5時31分

<西・ロ>インタビューを終えガッツポーズする佐藤都(撮影・白鳥 佳樹)

 ◇パ・リーグ ロッテ4-3西武(2024年7月6日 ベルーナD)

 試合後、ロッテ・吉井監督は「特にないですよ。相性は毎年変わる。これも今だけかもしれない」と言った。では、何か見えない力が働いているのか…。また西武に勝った。パ・リーグでは54年ぶりの、開幕からの同一カード10連勝。今季3度目の4連勝で貯金8だから、西武以外の他球団には借金2の計算だ。10試合目で初めて先制されるも逆転勝ち。決めたのは、こちらも好相性を誇る「獅子キラー」佐藤だった。

 「3―1から(直球に)差し込まれて空振りをしたので。(狙い球に)真っすぐの比率を上げた」。2点を追う8回1死から3連打で1点差とし、なお一、三塁。直前の空振りと同じ、左腕ヤンの直球を待った。捕手としての読みも加わり、154キロを右翼線に運ぶ逆転の2点二塁打。4回にも適時二塁打で2安打3打点、今季西武戦は打率・423、6打点だ。「打てる捕手」が連勝街道の道先案内人となっている。

 プロ5年目。打撃面ではさまざまな意識改革で自分を変えようとしている。打席では「力まず冷静に」がキーワード。好機では「消極的になるな」と自分に言い聞かせる。「(今までは)ボールを見ちゃうことが多かった。チャンスの時は相手の方が苦しいので」。プロ入り前からの憧れは西武・栗山。40歳のベテランとうり二つの低く、鋭い打球で勝負強さを発揮した。

 対左腕の打率・339を買って今季3度目の3番起用を決めた吉井監督も「打撃は本当に良くなった」と評し「配球はまだまだ。勉強してほしい」と笑いながら続けた。首位・ソフトバンクとのゲーム差は一桁の「9」。進撃のロッテが、その遠い背中を追いかける。(鈴木 勝巳)

 ≪最多は56年 西鉄12連勝≫ロッテが対西武戦で無傷の10連勝。パで開幕から同一カード10連勝以上は、

 56年西 鉄12連勝 対東映

 51年南 海10連勝 対西鉄

 57年南 海10連勝 対近鉄

 70年近 鉄10連勝 対西鉄

 24年ロッテ10連勝 対西武

 と54年ぶり5度目でロッテは初めて。最多は56年西鉄の12連勝で、セ最多は65年中日の13連勝(対国鉄)だが、どこまで伸ばすか。一方、西武はともに西鉄時代の51年南海戦、70年近鉄戦に次ぎ3度目の同一カード開幕10連敗になった。

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