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広澤克実氏 阪神・佐藤輝の強さを見た6回の右前打 後半戦へのテーマは内角直球への対応力

スポニチアネックス / 2024年7月7日 5時17分

<神・D>6回、勝ち越し打を放った佐藤輝(撮影・岸 良祐)

 ◇セ・リーグ 阪神2-1DeNA(2024年7月6日 甲子園)

 【広澤克実 視点】調子を取り戻しつつある佐藤輝の強さを見た。6回に代わりばなの左腕ディアスの初球スライダーを、しっかりとしたタイミングで右前に運んだ。甘く入った変化球を打てる“間”がある。初顔合わせの投手に対して初球からスライダーを待つ勇気を持てるのは佐藤輝という打者の持ち味だ。勝負どころで打てたことは評価できる。

 ただ、強さと弱さは表裏一体だ。これだけ完璧にスライダーを運んでしまうと「やっぱり内角直球で攻めるのがベスト」と対戦相手は感じるだろう。あのタイミングなら、もし直球が来たら詰まっていたと思う。直球タイミングからスライダーを少し泳いで、右手一本で運ぶような形だったら、理想的だ。

 安打が続く中で、入団時から課題とする内角直球への対応力をいかに磨くかが、後半戦へのテーマだ。気持ちが乗っているときこそ、弱さの克服に努めてほしい。待ってました…と直球を捉えることが次のステップだ。 (スポニチ本紙評論家)

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