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オリックス・大里 七夕生まれの新星輝いた「前夜祭です」プロ初スタメンで初タイムリー 自力V復活導いた

スポニチアネックス / 2024年7月7日 5時46分

<オ・日>お立ち台で宗(左)カスティーヨ(右)とともに笑顔を見せる大里(撮影・後藤 正志)

 ◇パ・リーグ オリックス4-1日本ハム(2024年7月6日 ほっと神戸)

 オリックスの3年目・大里がプロ初先発の抜てきに初安打&初適時打で応えた。「今はもう胸が苦しいです」。7日が25歳の誕生日。汗だくの顔を真っ赤にして「前夜祭です」と笑った。

 故郷・岩手での楽天戦に合わせて2日の青森・弘前で今季初昇格し、肝心の3日が雨天中止。「一番可能性があったのは、あの試合だったかなと思っていた」と2軍へ逆戻りも覚悟した。太田が上半身のコンディション不良で欠場し、「2番・二塁」で巡ってきた今季初出場。初回1死からの中前打でプロ初安打を飾り、5回1死一、三塁では右翼線へ初の適時二塁打で3点目をたたき出した。

 「中止じゃなかったら、今もないと思う。なんか、かえって良かったのかなと」

 故郷では両親や地元の友人と会食。「思いっきり頑張れ」と激励された。「まずは初ヒットで」と決意を新たにした直後に生まれた記念の一打。「短冊には書いてないけど、心で書いていた。願いがかなってよかった」と七夕と誕生日を前祝いした。

 神戸では今季3試合目で初勝利。07年までの元本拠地で力を得て自力優勝の可能性が復活した。7日も勝てば、楽天の結果次第では3位にも浮上できる。屋根のある京セラドームと違って、神戸開催では5回終了時の花火が恒例行事。今月21日の楽天戦で試合後に予定する「Bs大花火大会」へ向けても期待を抱かせる勝利に貢献し、大里は「ずっと1軍にいられるように」と力を込めた。(阪井 日向)

 ◇大里 昂生(おおさと・こうせい)プロフィル

 ☆生まれ&サイズ 1999年(平11)7月7日生まれ。岩手県滝沢市出身の25歳。1メートル78、76キロ。右投げ左打ち。

 ☆球歴 小学1年に盛岡南リトルで野球を始め、盛岡南シニアでは投手や遊撃。盛岡大付では1年秋からベンチ入りし、2年秋から三塁レギュラー。3年時は副主将として春夏連続で甲子園に出場。東北福祉大では2年時から仙台六大学リーグに出場し、4年春のリーグ戦では三塁手でベストナイン。21年育成ドラフト3位でオリックスに入団し、23年4月7日に支配下登録された。

 ☆七夕生まれ 小学生時代にプロ野球選手になりたいと短冊に書いた。

 ☆憧れの選手 吉田(レッドソックス)。

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