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広島・大瀬良 37回1/3連続無失点で止まる「いつか止まるものだと」 チームは3カード連続負け越し

スポニチアネックス / 2024年7月7日 5時46分

<中・広>3回、ピンチを招き、菊地原コーチ(右)から声を掛けられる大瀬良(中央)(撮影・椎名 航)

 ◇セ・リーグ 広島1―2中日(2024年7月6日 バンテリンD)

 広島・大瀬良大地投手(33)が6日の中日戦で今季初黒星を喫した。3回に投手の梅津に許した安打から先制点を献上し、4回には開幕から83イニング目で初被弾。5試合ぶり失点で37回1/3連続無失点で止まり、09年大竹寛の球団記録43回には届かなかった。7回2失点の力投で防御率0点台は維持しても援護がなく、3カード連続負け越しで最大貯金9が5まで減った。

 大瀬良は37回1/3連続無失点で止まり、09年大竹寛の球団記録43回には届かなかった。3回1死満塁から福永に右犠飛を打たれ、5月31日のソフトバンク戦の2回から続いていた0行進に終止符が打たれた。

 「いつか止まるものだと思っていた。(失点は)投手の安打からだったので、しっかりと抑えていけたら、どうだったか…。結果的に先制点という形になってしまい、反省しないといけない」

 悔やんだのは投手・梅津の安打から流れを渡したことだ。3回1死から144キロの低め直球を右前にはじき返された。今季投手に許した2本目の安打から暗転。続く岡林、田中はともに追い込みながら連打されたことも失点につながった。

 最速148キロの直球を軸にカットボール、スライダー、シュート、フォークなど、これまでと変わらず多彩な球種を使って中日打線を封じにいった中、失投を痛打された。0―1の4回先頭。板山にカウント2ボールから真ん中寄りの143キロ直球を右中間席に運ばれた。開幕から83イニング目で初被弾。「本塁打を打たれて流れ的にガクッとさせてしまった」と反省した。苦しい状況から粘りを見せたことも事実だ。5回を3者凡退に退けるなど中盤以降は無失点。7安打されても7回2失点にまとめた。

 「もちろんゼロでいければよかったですけど、今日やれることは全部出し切った」

 攻撃陣の無援護に泣き、開幕から13試合目の登板で初めて土がついた。新井監督は「大地だって失点する時はある。今日も7回2失点でしょ。しっかりゲームをつくってくれている。本当に素晴らしいピッチングだった」と評価した。

 6月はノーヒットノーラン達成など4試合で失点なく無双状態。7月は悔しいスタートになっても、防御率0・94で両リーグ唯一の0点台を維持した。「しっかり反省して次は勝てるように頑張りたい」。一つの黒星に意気消沈はしない。(長谷川 凡記)

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