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「ダイヤモンド世代」3人娘「七夕決戦」へ 春花V王手 尾関&心那は4差2位 意地のぶつかり合い

スポニチアネックス / 2024年7月7日 4時27分

3番、ティーショットを放つ川崎春花(撮影・会津 智海)

 ◇女子ゴルフツアー ミネベアミツミ・レディース北海道新聞カップ第3日(2024年7月6日 北海道 真駒内CC(6667ヤード、パー72))

 ツアー通算2勝の川崎春花(21=村田製作所)が4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算15アンダーで首位を快走、22年10月以来の3勝目に王手をかけた。4日間ボギーなしの優勝となれば史上2人目の快挙。同じ03年度生まれの尾関彩美悠(21=JFEスチール)、桜井心那(20=ニトリ)がともに通算11アンダーの2位につける。最終日は「ダイヤモンド世代」3人が最終組で頂点を争う。

 5番のパー3では10メートルのスライスラインを読み切った。首位を快走する川崎は「最後に下っていくからタッチ重視でいきました」と胸を張った。直前の4番2打目は珍しくトップするミスで「穴があれば入りたかったです」と苦笑いしたが、すぐにバーディーを奪い、再加速。3日間連続で60台を並べた。

 2位に4打差をつけ、2季ぶりVに王手。インに引いてしまう癖を修正したショットはこの日も好調だった。4日間ボギーなしの優勝となれば22年7月楽天スーパー・レディースを制した勝みなみに続く史上2人目の快挙となる。「えっ?緊張しちゃう」とおどけた。脚には複数の虫刺されの痕が痛々しく残ったが「集中、集中でした」と笑い飛ばした。

 最終日は同じ「ダイヤモンド世代」の尾関、桜井と最終組で回る。この日、5つ伸ばした尾関が「たぶんプロになって初めて。自分のペースで回ろう、が目標です」と言えば、昨季4勝の桜井は「自分の流れを持ってやり切りたい」。互いの実力は熟知する。世代を代表する3人の意地がぶつかり合う。七夕決戦から目が離せない。

 ▽ダイヤモンド世代 03年度生まれの選手を指す。昨季4勝の桜井心那、今季3勝を挙げている竹田麗央、ともにメジャーを含む2勝の川崎春花と神谷そら、1勝の尾関彩美悠がいる。ほかに小林夢果、佐藤心結ら。今季ここまで世代通算12勝。名称は、22年の新人戦会場で同世代の複数選手が「私たちはダイヤモンド世代です!」と訴えたことに由来する。

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