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橋下徹氏 新紙幣発行に「僕は大反対」「民間に負担をかけてまでやることじゃない」「バカなことやった」

スポニチアネックス / 2024年7月7日 10時5分

橋下徹氏

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が7日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)にスペインからリモート出演。約20年ぶりにデザインを刷新した紙幣が発行されたことについてコメントした。

 新紙幣は、1万円札、5千円札、千円札の3種類で、1万円札の肖像は福沢諭吉から「日本の資本主義の父」と呼ばれる実業家の渋沢栄一、5千円札は樋口一葉から女性教育の先駆けとなった津田梅子、千円札は野口英世から近代医学の基礎を築いた北里柴三郎にそれぞれ変更する。

 偽造防止のため、肖像の3D画像が回転するように見えるホログラム技術を世界で初めて取り入れられた。日銀の本店や支店で銀行などの金融機関に現金が引き渡され、銀行窓口やATMを通じて世の中に行き渡る。旧紙幣も引き続き使える。

 番組では、生放送中に「新紙幣をきっかけにおカネを使いたいと思いますか?」という視聴者アンケートを実施。結果は「思う」10%、「思わない」76%、「どちらとも言えない」14%だった。

 橋下氏は、アンケート結果について「そうだと思います、お金を使うかどうかというのは別に新紙幣が発行されたからどうかではなくて、経済の実態として、消費をしようというような経済になるかどうかですから」と言い、「僕はこの新紙幣の発行は大反対です。こんなことやってどうすんのかなあと。コストをかけて非常に日本の政治行政らしい無意味なことを、1度決まったことをそのまま継続してやったなと僕感じています」と話した。

 フジテレビ解説委員・松山俊行氏が「ある意味、偽造の防止とかマネーロンダリングの防止とかいろんな意味合いがこの新紙幣発行にはあるようですけれども。20年ごとくらいに大体やってるということですけど、それについても反対ということですか?」と聞くと、「偽造防止ということで大規模にこれだけのお金をかけて、しかも民間の方に両替機と券売機、その他もろもろの負担をかけてまでやることじゃない。そうであればキャッシュレスの方に舵を切らないと」と指摘した。

 そして、「僕は今スペインでいわゆるデジタル、スマートシティ、バルセロナはすごい世界の中で最先端を走ってますので、その勉強のために来たんですけれども、バルセロナの担当者に聞くと、デジタルとかスマートシティをやるというのは、やっぱり政治の大号令、最初のきっかけが重要で、ズルズルと旧来のシステムを温存していくと、なかなか進まないということをさんざん聞きました」と言い、「ちょうど新紙幣の話というのは、デジタル、キャッシュレスに切り替えられる中でなんでこんな新紙幣みたいなバカなことなことをやったのかなと、まさに痛切に感じたところです」と自身の考えを述べた。

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