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大谷翔平 屈辱の誕生日から一夜明け第4打席でついに30歳初安打 16打席ぶりの安打をファンも祝福

スポニチアネックス / 2024年7月7日 10時13分

6回、右中間を破る三塁打を放つドジャース・大谷(撮影・西尾 大助)

 ◇ナ・リーグ ドジャース―ブルワーズ(2024年7月6日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が6日(日本時間7日)、本拠でのブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。30歳の誕生日を迎えた5日の同戦は前日から自己ワースト6打席連続三振と屈辱の1日となったが、一夜明けたこの日は第4打席で3試合、16打席ぶりの安打となる今季3本目の三塁打を放った。

 3―2の6回2死走者なしで迎えた第4打席は2番手右腕ウィルソンとの対戦。カウント1―2と追い込まれたが、内角カットボールを振り抜くと100.6マイル(約161.9キロ)の打球は右中間を破る当たりとなり、俊足を飛ばして一気に三塁まで進んだ。しかし、絶好調のスミスは左飛に倒れ、追加点はならなかった。

 初回に1点を先制されて迎えた第1打席。大谷は右腕ペラルタとの対戦でフルカウントまで持ち込むと、外角の速球をきっちりと見極めて四球で歩いた。そして、続く2番スミスが右越えに勝ち越し2ラン。前日に球団の捕手として史上4人目の1試合3発を放った絶好調男がこの日も一発を放ってみせた。また、パヘスの内野ゴロの間にも1点を追加し、3点を奪って勝ち越した。

 第2打席は3―1の2回2死走者なし。カウント1―2からの4球目はスライダーが軸足の左足にショートバウンドで当たって死球となり、顔をしかめた。それでも一塁ベース上では笑顔を見せると、続くスミスの打席の初球に今季18個目の盗塁となる二盗に成功。死球の影響を感じさせないプレーを見せた。

 5日のブルワーズ戦は第1打席から3打席連続三振に倒れ、前日の試合から自己ワーストを更新する6打席連続三振となった。その後も安打は生まれず、5打数無安打。12打席連続無安打(1四球含む)は今季最長となり、最近7試合で15三振となった。

 この日の試合は「銀河」をモチーフにし、ロサンゼルスの多様性を表現した「シティコネクトユニホーム」の着用日。前回このユニホームを着用した6月22日のエンゼルス戦で、大谷は右中間に23号2ランを放っており、安打を放ってまたしても相性の良さを見せつけた。

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