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安住紳一郎アナ 選挙報道巡り本音!?「中立、中立と言ってますと何も言えなくなってしまうんで…」

スポニチアネックス / 2024年7月7日 12時0分

TBSの安住紳一郎アナウンサー

 TBSの安住紳一郎アナウンサー(50)が7日、パーソナリティーを務めている同局ラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10・00)に出演。同日に投開票される東京都知事選に関連し、選挙報道について言及した。

 今回の都知事選には、現職の小池百合子氏のほか、立憲民主党を離党した前参院議員の蓮舫氏、元航空幕僚長の田母神俊雄氏、前安芸高田市長の石丸伸二氏ら、過去最多の56人が立候補している。

 安住アナは「本来ですと、候補者の紹介などをするべきなんですけれども、たくさん出ているということで申し訳ないですが、全員平等にということが原則になっていますので、ラジオの場合だと名前などは読み上げず、ホームページでご覧くださいということになっているので。なかなか最近は、選挙のことについて扱うのがナーバスになっているという、そういうような一面もありまして」と説明。「そこを本来、挑戦するのが私たちの仕事じゃないかというようなご意見もちょうだいしますが、なかなか置かれている状況が厳しく、私も働いている一人として、この時期になりますと、悶々(もんもん)とするようなところがあります」と自身の胸の内を明かした。

 そして、「前も話したと思いますけれども」と切り出し、「当然ラジオ、テレビの場合は選挙期間中のこういう(候補者など選挙)情報の扱いというのは非常に平等と言いますか、うーん、いろいろさまざま…ちょっと言い方が難しいのでごめんなさい、ちょっと省略させていただきますけれども、どんどんと厳しくなっているような実感をします」と自身の気持ちを率直に話した。さらに「私が働き始めた25年くらい前までは、もう少し違ったような状況なんですが、ちょっと正直、申し訳ないんですが…申し訳ないというのはちょっと違うな、正直、どんどん悪い方向にいっているなという感じがするので、放送局で働いている若い人たちを中心に、意識改革が必要だなというふうに感じています」とツッコんだ意見も述べた。

 ここで「で、結局何も言わないという…申し訳ない」と自嘲気味に話したが、アシスタントの中澤有美子が「中立を非常に求められて難しいところですね」と言うと、「そうですね。ただ中立、中立と言ってますと何も言えなくなってしまうんで、何も放送しないということで結局皆さんのところには何の情報も届かないということになって、一体誰がそれで得をしてるんだっていう現状があります」と指摘。

 そのうえで「もともと(公平であることなどをうたう)放送法の4条というのは米国をモデルにしてつくられたんですけれども、米国はもうその法律を下げているんですよね。まあちょっとたまに復活させようなんて声も出てくるわけですけれども」と説明し、「インターネットとかチャンネルが増えたということで、放送局がずっと公平を守っているというのも違うんじゃないかということで、米国はすでに変えているということなんですけれども、ただ一方、放送局もそういうような平等という法の壁があるので、逆にこれで少しメッセージ性のある放送を出す、それはそれでいろんな意見が来ちゃって結局、自分のところでオーバーヒートしちゃうってこともあって、これが現状、日本はベストじゃないかっていう意見もあるようですけれども。この10年くらいでもしかすると何か変わってくるかも知れませんね」と話した。

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