野呂佳代 転機となった有吉弘行の言葉明かす ブレーク前は「ダイエットの企画もクビになったり」

野呂佳代

　タレントで女優の野呂佳代（40）が7日放送のフジテレビ「ボクらの時代」（日曜前7・00）に出演。転機となったお笑いタレント・有吉弘行（50）の言葉を明かした。

　この日はフリーアナウンサーの神田愛花、タレントの菊地亜美とともにトーク。神田は23年1月から「ぽかぽか」のメインMCに就任。野呂と菊地は同番組のレギュラーコーナー「飲みながランチ主婦の会」に担当している。

　2006年に「第二期AKB48追加メンバーオーディション」に22歳で合格。同年10月発売のメジャー1stシングル「会いたかった」で最年長で選抜入りを果たした。2009年にSDN48としても活動を開始。2011年にSDN48キャプテンとして他のメンバー全員とともにグループを27歳でアイドルを卒業した。

　当時について、野呂は「大変だよ、バラエティーにも出られないし、女優にもなれないし、ダイエットのモニターみたいなことをやって」と回顧。「ダイエットの企画もクビになったりとか」と笑いつつ、「（それ）でも、売れなくて。バラエティーの『ロンハー（ロンドハーツ）』なんだけど、オーディションがあった時に、自分の嫌な思いとかを全部吐き出したの。腐すじゃないけど、人のことをああだ、こうだ、私はなんでこうなんですか！みたいな。そのオーディションには受かって、それが転機でバラエティーに出るようになって」と回顧した。

　そんな中、有吉から「目の前の仕事を全力でやれよ！」とアドバイスを受けたといい、「その時も府に落ちてないわけ。“今、やってるのに、こうじゃん！”って。今一度、言われた時に“一個一個全力でやったら何か変わるんですよね！”みたいな感覚でやってたら、今みたいなことになったっていうのが私の流れ」と明かした。

　「みちょぱみたいになりたいじゃん」と本音も。「女優さんだったら、助演女優賞、アカデミー賞とか、やりたいんだ、獲ってみたいなとかさ。夢はいっぱい出てくるわけよ。人のためになりたいし、そんな気持ちが仕事のモチベーション」とした。

　そんな野呂の告白に、神田は「やれるなら安藤優子さんのような、どこかの放送局で夕方の報道番組を挑戦させていただければ大満足ですけど、散々いろいろな方に“無理だ”って言われて」と述懐。野呂は「私も無理だって言われて続けたけど、自分さえ味方だったらいい！って思うじゃん。みんなに無理だって言われたけど、自分だけ信じてたところがあって。もっと細かいこといったらもっとセリフが多かったうれしいなとか、そのレベルだけど」と話した。

　神田にも「夢を持つことはいいから、神田さんは謙そんしなくても転がっていってるんだから、思っていることは言ったほうがいい」とアドバイスした。