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「光る君へ」まひろ&道長の“運命の再会”に乙丸・矢部太郎「複雑…」 百舌彦・本多力「あの切なさが…」

スポニチアネックス / 2024年7月7日 20時47分

大河ドラマ「光る君へ」第26話。近江・石山寺を再訪したまひろが読経を終えると…(C)NHK

 NHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8:00)の第26話「いけにえの姫」が6月30日放送され、まひろ(吉高由里子)と藤原道長(柄本佑)が再会を果たした。ラストシーンにSNSでは「まひろと道長運命すぎる」「激アツ展開」などの声が上がっている。すれ違いながらも惹かれ合う2人を誰よりも近くで見守ってきたのが、従者コンビ「オトモズ」。乙丸役の「カラテカ」の矢部太郎(46)と百舌彦役の本多力(44)それぞれの主人への思いを語った。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などを生んだ“ラブストーリーの名手”大石氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 まひろの従者・乙丸は、自由奔放な主人に振り回されながら一途に尽くす。時には命の危険を冒して悲田院に付き添ったり、道長の指示でまひろの無事を確認するため来訪した百舌彦に「もうおやめください、とそちらの殿に申してくださいませ」と言い放ったりと、どこまでも“姫様ファースト”だ。

 矢部は演じる上で心掛けていることを「忠義の心」と明かした。その原点にはまひろの母・ちやは(国仲涼子)の死がある。「お方様が亡くなった時に一切役に立てなかった。まひろさんには健やかに育ってほしい、幸せになってほしいというのが、自分のことよりも優先であると思います」。母の死、直秀(毎熊克哉)の死。つらい時にはいつもそばに乙丸がいる。「悲しいことがある度につながる感じがある」と思いを込めた。続けて、「吉高さんには“守れてない”とよく言われますけど」と苦笑い。小柄で頼りないが、「気持ちは精いっぱい」と胸を張った。

 道長の従者・百舌彦は「そうなのよ~」という独特の口調が愛きょうたっぷり。第25話「決意」(6月23日放送)では従者を従えるほどに出世し、視聴者を驚かせた。

 本多は百舌彦の役割を「兄弟や肉親に対しても見せられないガス抜きの場所になればいいなと思っている」と分析。道長の魅力について「誰に対しても誠実だと思います。従者である百舌彦ともちゃんと接してくれるし、乙丸も認識している。そこが一番魅力的」と語った。主人と従者という関係を超え、長年付き添った信頼関係が育まれている。「裏切りが一切ない関係が素敵。その関係の人がもし人生にいたら違う豊かさが生まれるんじゃないかなと演じていて思いました」と思いを込めた。

 そんな2人が注目するのは、やはりまひろと道長の行く末。大好きな主人の切ない恋模様に視聴者同様、気を揉(も)んでいる。矢部は「幸せになっていただきたいというのがありますから、複雑な気持ちもあります」と吐露。本多は「道長さまは凄い素敵な男性ですし、道長さまと結ばれたら幸せになるんだろうと思うけど、道長さまには道長さまの家族があるから、ややこしくなっても…。あの切なさがいいんですかね」と複雑な胸中をのぞかせた。

 本多は「2人が会う時には(百舌彦と乙丸も)いると思う。待っていて、それぞれ連れて帰る。道中は(主人と)しゃべらないと思うので、察する時間が切なくも特別な時間なんじゃないかなと思います」と、従者ならではの視点で語った。 

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