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杉浦悠太がプロ初優勝「長い一日だったけど優勝できて嬉しい」 プロ転向12戦目での大会史上最短V

スポニチアネックス / 2024年7月7日 15時20分

<日本プロ選手権・最終日>4番、ティーショットを放つ杉浦悠太(撮影・井垣 忠夫)

 男子ゴルフツアー 日本プロ選手権最終日 ( 2024年7月7日    岐阜県・富士カントリー可児C志野=7201ヤード、パー72 )

 今季国内メジャー第2戦の最終ラウンドが行われ、単独首位から出たツアー本格参戦1年目の杉浦悠太(22=フリー)が3バーディー、3ボギーの72にまとめ、通算18アンダーでプロ初優勝をメジャー制覇で飾った。日大時代の昨年11月のダンロップ・フェニックスでのアマチュアVに続くツアー通算2勝目。大会初出場での優勝は記録が残る85年以降で09年池田勇太以来の日本勢2人目、プロ転向12戦目で勝利は大会史上最短記録となった。

 2番でバーディーが先行するも、7、9番でボギーを叩き、前半は1つスコアを落として折り返した。後半に入り、12番でバーディーを奪うと、17番パー5では2オンに成功。2パットで楽々バーディーを奪い、2打リードで最終ホールを迎えた。

 しかし、18番パー4では試練が訪れる。ティーショットを左に曲げ、フェアウエーバンカーのアゴの近くにボールが止まり、グリーンを狙えず出すだけに。ラフからの第3打目もグリーンを捉えることはできなかった。苦しい中でもエッジからの第4打目をパターで寄せ、最後は80センチのウイニングパットを沈めた。

 昨年11月のダンロップ・フェニックスでアマチュア優勝を果たし、今季が本格参戦1年目の22歳。日本最古のメジャーでプロ初優勝を成し遂げた。

 優勝インタビューでは「長い一日だったんですけど優勝することができて嬉しいです。本当に暑いですし、優勝争いのプレッシャーもある中で、パターも入らず本当に苦しくて長かったですけどパー5でしっかりとバーディーを取れたのは凄い良かった」と話した。

 単独首位で迎えた最終日。前日について、「ご飯食べてても、きょうのことを考えちゃうくらい、きょうのことでずっと頭がいっぱいでした」と振り返る。最終日最終組で、アマチュア時代から切磋琢磨してきた蝉川泰果と優勝争いを演じ、「(蝉川)泰果さんとはアマチュアの時からゴルフをやらせてもらっていたので、最高の舞台で一緒に回ることができて凄い良かった」とうなずいた。

 最後には、大ギャラリーの前で「今回は伸ばし合いの試合で優勝することができて、ダンロップフェニックスとは違う自信がついたので、残りの試合もどんどんバーディーをとって何回も優勝できるように頑張っていきたい」と力強く言った。

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