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井岡統一戦興行でリングトラブル、コーナー部分が沈む異常発生で約10分進行遅れる

スポニチアネックス / 2024年7月7日 17時21分

6日、計量パスした井岡(中央左)とマルティネス(撮影・島崎忠彦)

 ◇プロボクシング・スーパーフライ級王座統一戦 WBA王者・井岡一翔(志成)<12回戦>IBF王者 フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)(2024年7月7日 東京・両国国技館)

 プロボクシングWBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(35=志成)が2団体王座統一を目指してIBF王者フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)と戦う興行(両国国技館)で、リングトラブルにより進行が約10分遅れるアクシデントがあった。

 午後4時20分開始の第1試合(6回戦)終了後、キャンバスのニュートラルコーナー付近が大きくへこむ事象が発生。第2試合に出場する選手の入場を止め、日本ボクシングコミッション(JBC)役員やジム関係者、興行スタッフがリングをチェックした。

 キャンバスのある部分は人が乗ると大きく沈みこんでしまうため、覆っているシートをめくり上げ、スタッフ2人がリング下に潜り込んで状態を確認。キャンバスを支える板がずれていたことが判明し、はめ直して正常な状態に戻した。その場でジャンプしても問題がなかったため、進行が再開された。JBC役員は「たまにあること。もう大丈夫と思います」と話した。

 第1試合では選手、セコンド、試合進行役員、ラウンドガールらがリングに上がったが、ケガ人などはなかった。興行はメーンの井岡―マルティネス戦など8試合(予備カード含む)が予定されている。

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