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宝塚月組トップ月城かなと 宝塚人生に別れ「いま本当に幸せです」

スポニチアネックス / 2024年7月7日 20時13分

退団会見を行った月城かなと

 宝塚歌劇団月組トップスター・月城(つきしろ)かなとが七夕の7月7日に東京宝塚劇場でサヨナラ公演「Eternal Voice/Grande TAKARAZUKA110!」の千秋楽を迎え宝塚生活に別れを告げた。

 本公演終了後に行われた「サヨナラショー」は、「グレート・ギャツビー」の主題歌「朝日の昇る前に」で始まり、ラストは同時退団のトップ娘役の海乃美月(うみの・みつき)と「DEATH TAKES A HOLIDAY」の「Alone Here With You」をデュエットし、2人のキスシーンのシルエットで終わった。

 美しいビジュアルでファンを魅了し続けた月城の姿に、別れを惜しむ客席からすすり泣く声も。

 紋付きはかま姿で大階段を降り、カーテンコールのたび感謝の気持ちを表した。最後は舞台袖からトップコンビが登場。月城は「宝塚史上まれに見る不器用なトップコンビだったと思いますが、お客様が温かく見守ってくれたおかげでこの日を迎えることができました」と感謝。

 同公演でトップコンビのほか麗泉里(うらら・せんり)、空城ゆう(そらしろ・ゆう)、彩音星凪(あやおと・せな)、一星慧(いっせい・けい)、まのあ澪(まのあ・みお)が退団した。

 公演終了後の会見で月城は「自分のこと以上に他人の幸せを願うこと、それができることが宝塚の男役の素敵なところだったと実感しています。たくさんの方からいろんな気持ちをいただけ、自信と余裕を持って舞台を楽しんで辞めることができるとは入団した時には想像もしていなかったので、いま本当に幸せです」と退団へ思いを語った。

 また「月組は下級生まで臆することなくありのままで舞台に立っている。これからいろいろな作品が見られることを楽しみにしています」と月組生への思いを述べた。

 たくさんの方にお礼の言葉を述べていたが、自分に言葉をかけるとしたら「この公演が1番楽しかったですね。自分が組を引っ張って来たという意味が何かあるんだ、難しくもありとても大きなことだったが、その気持ちを発見でき舞台が大好きだな、宝塚が好きだなという思いで終えられた自分にお疲れ様といいたいと思います」と語った。

 今後の予定について聞かれると笑いながら「未知でございます」と話した後、「たくさんの勉強をして、人として成長できるようになりたいと思っています」とのこと。

 またお会いでのを楽しみにしている…と質問が飛ぶと「宝塚を辞めた自分でもそう思っていただけるというのはすごく励みになりましたので、今後どんな人生を歩むか分かりませんが新しい自分へのエールとしてありがたくそのお言葉を受け止めさせていただきます」と笑顔で話した。

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