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井岡の世界戦 マルティネスのラッシュに国技館騒然も強烈ボディーで対抗 序盤からファン絶叫の打ち合い

スポニチアネックス / 2024年7月7日 20時33分

<井岡・マルティネス>1回、(撮影・島崎忠彦)

 ◇WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦(2024年7月7日 東京・両国国技館)

 WBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(35=志成)が7日、IBF世界同級王者フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)との2団体王座統一戦の第1Rで起死回生のボディーを繰り出した。

 進退を懸ける覚悟で臨んだ七夕決戦。第1R開始早々からマルティネスが回転のいいコンビネーションで左右上下からラッシュ。アルゼンチン応援団の大声援にも背中を押された相手の圧に防戦一方の立ち上がりとなった。

 しかし、中盤に繰り出したカウンターのボディーでマルティネスの攻勢を遮断した井岡。第2Rも相手のパンチをブロック越しながら食らいつつも、しっかりと左ボディーを冷静に狙った。

 第3Rには相手の強烈な右フックとアッパーに押される場面もあり場内に悲鳴が飛び交ったが、変わらず強烈なボディーで対抗。終盤には再び突進を止めた。

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