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人口3万7000人の津幡町熱狂!史上最速優勝、大の里の凱旋パレードに2万5000人

スポニチアネックス / 2024年7月7日 21時51分

出身地の石川県津幡町でパレードする大の里と師匠の二所ノ関親方

 大相撲夏場所でデビューから7場所目の史上最速優勝を果たした関脇・大の里(24=二所ノ関部屋)が7日、出身地の石川県津幡町で凱旋パレードを行った。優勝後に地元に返るのは初めてで、人口約3万7000人の町に、約2万5000人が沿道を埋めつくした。同町でのパレードは、2016年9月にリオデジャネイ五輪女子レスリング63キロ級で金メダルに輝いた川井梨紗子以来。当時は1万1000人が集まったが、それを大きく上回る盛況ぶり。師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)とオープンカーに乗った大の里は沿道からは「おめでとう」「大関だ」などの声援が飛び、満面の笑顔で応じた。

 場所を1週間後に控えるなかでの凱旋パレード。この日は宿舎のある愛知県安城市で朝稽古に参加。基礎運動などをこなしてから、車で3時間半かけて津幡町に到着した。パレードの区間はイベントホールのシグナスから津幡町役場までの約800メートル。「シグナス通り」とも呼ばれ、大の里が小学校時代によく遊んでいた道だという。パレード中も「思い出のある場所でパレードができたのは感慨深いものがあった。地元の友達もたくさん来てていたのでうれしかった」と感無量の表情を浮かべた。

 石川は1月1日に能登半島地震で大きな被害を受けた。大の里も被災地を訪れるなど故郷を勇気づけてきただけに「優勝できて明るい話題が届けられた」と話す。成績次第では大関昇進の可能性もある名古屋場所に向け「5月場所はみなさんの応援のおかげ優勝できました。もう1度(優勝を)目指して頑張りますので応援よろしくお願いします」とあいさつした。

 師匠の二所ノ関親方も「みなさんの声援で優勝ができました。最後の1週間しっかり鍛え上げ、またいい姿を見せるように指導してきたい」と話した。

 ◇津幡町 石川県のほぼ中央に位置し、古くから交通の要衝として栄えてきた。1954年3月に6町村が合併し誕生し、その後も周辺町村を編入合併。金沢市のベッドタウンとして急成長し4月現在で人口3万7403人。源平合戦の舞台となった倶利伽羅峠も位置する。俳優の野際陽子、女子レスリングの川井姉妹らも同町出身。

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