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川崎春花 笑顔咲いた復活優勝 最終日最終組「ダイヤモンド世代」対決制した

スポニチアネックス / 2024年7月8日 4時35分

<ミネベアミツミレディース>優勝を果たし笑顔を見せる(左から)母・雅子さん、佐藤真キャディー、川崎春花、父・太郎さん(撮影・会津 智海)

 ◇女子ゴルフツアー ミネベアミツミ・レディース 北海道新聞カップ最終日(2024年7月7日 北海道 真駒内CC=6667ヤード、パー72)

 首位から出た川崎春花(21=村田製作所)が4バーディー、1ボギーの69とスコアを伸ばし、通算18アンダーの270で2年ぶりとなるツアー通算3勝目を挙げた。03年度生まれの「ダイヤモンド世代」3人による最終組対決で鮮やかな復活を遂げた。桜井心那(20=ニトリ)は69で回り、通算14アンダーの2位。70の尾関彩美悠(21=JFEスチール)は13アンダーの3位となった。

 勝てない時は泣いてばかりいた川崎が、とびきりの笑顔を見せた。尾関、桜井と同学年2人との対決を制し、七夕の日に復活優勝。柔らかな口調の京都弁で「泣くかなと思っていたんですけれど、良かったなという気持ちの方が大きいですね」と笑った。

 1番で、いきなり3パットのミスが出た。今大会初のボギーを叩き、内心、焦りを感じたという。4番を終えた時点では同組の尾関に1打差に迫られた。それでも5番で2メートルを沈めるバーディーで持ち直し、一度も首位を譲らずに逃げ切った。

 2年前は19歳の大会最年少で日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯を制覇するなど2勝を挙げた。昨年は勝てず、「このまま終わるかな」と思うほど落ち込み、「涙も出たし、ゴルフ場に行くだけで気持ちが沈んだ」と苦しい日々を過ごした。それでもスイングを一から見直すなど粘り強く再起の道を探った。3戦前からパターの握りをクロスハンドに変えたのも奏功した。

 涙の数だけ強くなった21歳。ダイヤモンド世代の中心選手として、また歩き始める。

 ≪心那&彩美悠は勝者に賛辞≫今季初優勝を狙った桜井は川崎との差を詰められず、2位となった。3バーディー、ボギーなしの内容に「ナイスプレーだった。いい成績が出てホッとした。これで今季後半戦も戦っていける」と前向きな言葉を続けた。昨季4勝でダイヤモンド世代の勝ち頭は、「負けたくなかったが、追いかけられる立場であのゴルフをされたら勝てない。さすがだと思った」と勝者を称えた。尾関は最終18番でボギーを叩き、5打差3位。「川崎さんはシビアなパーパットを決めていた。うらやましかった」と肩を落とした。

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