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日本ハム・水谷 初4番で適時打&3試合ぶりマルチ安打 4連敗で5位転落の中気を吐く

スポニチアネックス / 2024年7月8日 6時3分

<オ・日>5回、勝ち越し2点適時打を放つ水谷(撮影・後藤 正志)

 ◇パ・リーグ 日本ハム3―6オリックス(2024年7月7日 京セラD)

 日本ハムの水谷瞬外野手(23)が、プロ初となる4番起用に応えた。7日のオリックス戦で「4番・左翼」で先発出場。5回に一時勝ち越しの2点適時打を放つなど、3試合ぶりのマルチ安打と気を吐いた。チームは4連敗で5位転落。借金は今季ワーストを更新する「3」と膨らんだが、交流戦MVP男の勢いは止まらない。

 織り姫とひこ星が年に一度、天の川を渡って会うことができる七夕。連敗ストップの願いは届かなかったが、売り出し中の水谷が満点の輝きを放った。初の4番に座り、2安打2打点をマーク。4番の役割を果たし「初めて4番に置いてもらって、しっかりと仕事をできたのは良かったと思います」と、感慨を込めて振り返った。

 見せ場は1点を追う5回。五十幡のセーフティースクイズで1点を返し、なおも2死満塁で一時勝ち越しの中前2点適時打を放った。2ボールからエスピノーザの甘く入ったツーシームを見逃さず、「簡単にストライクは来ない。自分の考えと一致した打席だった」。4回にも左前打と3試合ぶりのマルチ安打で気を吐いた。

 1~3番までは初回に必ず打席が回ってくるが、4番は確約されない。しかも、いきなり好機で回ってくる可能性もあって準備は難しいが、水谷は「そのポジションに置いてもらえたのは、重要な場面で一本を決めてほしいと思ってもらえていると思う。仕事ができるように、いい準備をしようと思った」と、冷静に対応した。

 チームは悪夢の4連敗で、オリックスに抜かれて5位転落。借金も今季ワーストの3に膨らみ、何もかもがうまくいかない。誰か一人の力で苦境を打破することはできないが、打撃好調の水谷にかかる期待は大きい。「試合に出してもらえているだけありがたい。打順にこだわりはなくいけたら」と語る男が、自らのバットで連敗を止める。(清藤 駿太)

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