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巨人・菅野 2桁勝利に吉兆!7月7日までに7勝 首位・広島にゲーム差なしと大接近

スポニチアネックス / 2024年7月8日 5時31分

<ヤ・巨>丸(右)とタッチを交わす菅野(撮影・尾崎 有希)

 ◇セ・リーグ 巨人7―3ヤクルト(2024年7月7日 神宮)

 巨人・菅野智之投手(34)が7日、ヤクルト戦で5回5安打3失点(自責2)でリーグ2位タイの7勝目を挙げた。七夕の7月7日までに7勝は5年ぶり7度目で、過去6度は全て2桁勝利の吉兆。プロ12年目で初登板となった七夕の初白星で4連勝に貢献し、2位ながら首位・広島にゲーム差なしと大接近した。

 七夕の願いが通じていた。「昨日寝る前に“初回10点ぐらい入らないかな”と。そしたら7点も」。2回までに7点の援護をもらい、5回3失点で7勝目を挙げた菅野は笑って明かした。

 プロ12年目で初めての七夕の登板。7月7日までに7勝以上を挙げたシーズンは19年以来、5年ぶり7度目だ。過去6度はいずれも2桁勝利をマーク。吉兆の勝ち星に「めちゃくちゃうれしいね」と笑った。22年は3試合で1勝1敗、防御率8・50、23年は1回途中6失点KOと相性が悪かった神宮では今季無傷の3連勝。「神宮で3連勝できたのは、めちゃくちゃ大きい」と胸を張った。

 プロ最少の4勝に終わった昨季からの復活劇。要因は「シンプル」にある。この日も直球は最速151キロをマークするなど、安定した出力を支えるのが無駄のないフォームだ。「始動が0だとすると、そこから(腕の動きに合わせて)加速していくイメージ。悪いときは始動で80ぐらいで、体を割るときに100になっちゃってリリースで力が抜けちゃう」。今季は始動から無駄な力を入れず、リリースまで徐々に出力する意識で投球。「シンプルに見えるのはスムーズに動けているからだと思う」と分析した。

 走者を背負ったのは初回と4回のみ。「全体的に良かったと思う。反省するところはして、また来週以降につなげていきたい」と次の登板を見据えた。

 試合開始時にも30度を超えた酷暑で、足がけいれんし79球、5回で降板し「欲を言えばもう1イニング投げたかった」と反省した。2位のままだが首位・広島とはゲーム差なしに接近。「優勝と何かタイトルを獲りたい」。背番号18が七夕の夜に、願いを込めた。(小野寺 大)

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