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ドジャース・大谷3冠へのライバルは…“隠れ首位打者”ブルワーズのイエリチ

スポニチアネックス / 2024年7月8日 1時49分

<ドジャース・ブルワーズ>5回、中飛に倒れるイエリチ(撮影・西尾 大助)

 ◇ナ・リーグ ドジャース5―3ブルワーズ(2024年7月6日 ロサンゼルス)

 【ヤナギタイムズ】日本ハム時代の13年12月から大谷を本格取材し、TBS系情報番組「ひるおび」、「ゴゴスマ」などに随時出演する本紙MLB担当・柳原直之記者の連載コラム「ヤナギタイムズ」。今回は大谷3冠王へのライバル・イエリチに迫った。

 大谷は日本選手初の3冠王を射程圏に捉える。90試合消化時点で、打率・316、28本塁打はリーグトップ。65打点は同トップのオズナ(ブレーブス)に7点差の3位につける。

 鍵は打率だ。昨季は自己最高の・304。今春キャンプ中に「調整法も含めて、何でこうなっているのかを理解すれば好調を維持し、不調を早く脱しやすい。そこは去年良かった」と話した。今季まだ一度もない3試合連続無安打は、昨季も2度しかなかった。

 ここ数年の結果から、・325前後を首位打者当確ラインと読む。注目はこの日のドジャース戦で10号ソロのブルワーズ・イエリチだ。約3週間の離脱があって規定打席に3足りないが、打率・322は“隠れ首位打者”。MVPに輝いた18年は首位打者で、リーグ3位の36本塁打、2位の110打点と惜しくも3冠王を逃した。

 「彼が成し遂げていないのは3冠王だけじゃないか。楽しみながら突き進んでほしい。彼に近い数字を残せれば、自分もいい成績になっているということ」とイエリチはエールを送った。「チームに関することが私にとって最優先。勝利に貢献していれば、個人でも良い成績を残せる」と勝利に献身的な姿勢は大谷に共通する。この日大谷が達成した同一試合での本塁打、三塁打、四球、死球、盗塁をマークした過去2人のうちの一人でもある。母方の祖父が日本人の日系3世で、昨春のWBCでは侍ジャパン入りの可能性も探った。大谷と縁深い右投げ左打ちの32歳が、新たなライバルとして立ちはだかってきそうだ。

 ▽18年のイエリチ マーリンズからブルワーズに移籍1年目で打率.326で首位打者に輝いた。惜しくも3冠王を逃したが、チームを7年ぶりの地区優勝に導き、ナ・リーグMVPを初受賞した。翌19年も打率.329で2年連続首位打者に輝き、44本塁打、97打点の好成績を収めた。

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