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VIVANT超えた!「ブラックペアン2」初回視聴率11・8% TBS「日曜劇場」7作連続2桁発進

スポニチアネックス / 2024年7月8日 9時5分

日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」人も金をももてあそぶ悪魔な世界的天才外科医・天城雪彦(二宮和也)(C)TBS

 嵐・二宮和也(41)主演のTBS日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」(日曜後9・00)が7日にスタートし、初回の平均世帯視聴率は11・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが8日、分かった。近年「アンチヒーロー」「VIVANT」などのヒット作を生み出している同枠。昨年1月期放送の妻夫木聡主演「Get Ready!」から7作連続の初回2桁発進となった。

 同作は、2018年4月期に二宮主演で放送された日曜劇場「ブラックペアン」の続編で、シーズン1から6年後の世界。前作は全話平均14.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、最終話は18.6%の高視聴率を記録している。

 「日曜劇場」の前作(4月期)「アンチヒーロー」の初回11・5%を上回る好発進。大規模海外ロケで大反響を呼んでいた昨年7月期の「VIVANT」の初回11・5%をも上回った。

 二宮は、シーズン1で演じた天才的な技術を持つ外科医・渡海征司郎ではなく、人も金をももてあそぶ悪魔な世界的天才外科医・天城雪彦を演じた。

 原作は、海堂尊氏の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」。海堂氏は日本の医療問題を、エンターテインメントを通して提起し続けてきた小説家。同氏の“バブル3部作”と呼ばれる「ブラックペアン」シリーズ「ブラックペアン1988」「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」は累計発行部数160万部を突破しており、ファンから熱烈な支持を受けている。

 第1話は、オーストラリア・ゴールドコーストで開かれる医療関係の学会から幕を開けた。東城大学医学部付属病院の病院長となった佐伯清剛(内野聖陽)は、心臓外科に特化した新病院の開業計画を進めていた。心臓血管外科医の世良雅志(竹内涼真)は佐伯から、オーストラリアの学会に出席し、ゴールドコーストのハートセンターで働く天城雪彦という医師に渡すよう、一通の手紙を預かった。

 そこで出会ったのは、6年前に東城大を去った渡海征司郎と瓜二つの謎の男。彼こそが医療界ではディアブル(悪魔)と呼ばれ、人も金をももてあそぶ世界的天才外科医・天城雪彦(二宮和也)だった。

 初回には二宮のほか内野聖陽や竹内涼真、高階医師・小泉孝太郎や花房看護師・葵わかならシーズン1のゲストが集結したほか、韓国の若手俳優キム・ムジュンの日本ドラマ初出演に加え同国のチェ・ジウが13年ぶりに日本のドラマに登場。豪華キャストが一堂に会した映像が、ネット上の話題を集めた。

 さらに同作では、オーストラリア・ゴールドコーストでの過去最大規模の海外ロケを敢行。目にも鮮やかな美しい映像も視聴者の関心を引きつけた。

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