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小池百合子氏の勝因&蓮舫氏の「大きな敗因」政治ジャーナリストが分析

スポニチアネックス / 2024年7月8日 10時54分

東京・六本木のテレビ朝日社屋

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が8日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。東京都知事選の結果についてコメントした。

 都知事選では、無所属現職の小池百合子氏が270万票以上を獲得。無所属新人の前広島県安芸高田市長石丸伸二氏、無所属新人の前参院議員蓮舫氏らを破って3選を果たした。

 得票数は、小池氏が約291万票で42・8%、石丸氏が約165万票で24・3%、蓮舫氏が約128万票で18・8%、田母神俊雄氏が約26万票で3・9%で、田母神氏以下53人の候補者は得票率10%に満たないということで供託金没収となる。

 小池氏の勝因について、田崎氏は「自民党と距離を置き蓮舫氏からの批判を避けた。2期8年の実績が評価され有権者が交代より継続を求めた」と分析。

 「自民党議員や自民党支持者に聞くと“小池さんはどうかと思っていたけど蓮舫さんを勝たせるわけにはいかないね”と。蓮舫さんの登場が結果的にプラスになった」と続けた。

 一方、蓮舫氏の「大きな敗因」については「無党派層の支持が薄かった。無党派層の多くは石丸さん、小池さんに流れた。立憲、共産支持層を固め切れなかったこともあったんじゃないか」と指摘した。

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