たかまつなな 石丸氏不支持も「石丸さんに入れた若者を批判するのはおかしい…政治参加したことを褒めて」

たかまつなな公式インスタグラム（＠takamatsunana）から

　元NHK職員でお笑いジャーナリストとして活動するたかまつなな（31）が8日、自身のX（旧ツイッター）を更新。7日に投開票された、任期満了に伴う東京都知事選について言及した。

　無所属現職の小池百合子氏（71）が270万票以上を獲得し、無所属新人の前広島県安芸高田市長石丸伸二氏（41）、無所属新人の前参院議員蓮舫氏（56）らを破って3選を果たした。得票数は、小池氏が約291万票で42・8％、石丸氏が約165万票で24・3％、蓮舫氏が約128万票で18・8％、田母神氏が約26万票で3・9％だった。

　当初は小池氏と蓮舫氏の“一騎打ち”とみられていた都知事選だが、ふたを開けてみれば石丸旋風が吹き荒れていた。SNSに強い石丸氏を、若年層が支持した。これについて、たかまつは「石丸さんではなく、石丸さんに入れた若者を批判するのは、おかしいと思う」と投稿。

　投票していた若者について「私は石丸さんを支持していませんが、選挙に行った若者は誰に入れたとしても、偉いと思います。政治参加したことを褒めてほしいです。有権者も、投票していく中で成長すればいいだけだと思います」とつづった。

　そして「ぜひ、石丸さんに入れた若者の気持ちを丁寧に聞いて、想像力を膨らませて、対話してほしい。既存の政治体制に嫌気がさしていたり、既存の政治や報道がYouTubeなど若者にむけアプローチして届いてなかったことに目を向けてほしいです」と呼びかけ。

　若年層と年配層で投票先が割れたことに「なぜそこに支持が集まり、それは、どんな不満や期待からなのか。その若者の気持ちはどうやったら解消できるのかを考える。こういう若者の声に私は目を向けたいと思います」と記した。