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【新弟子検査】幕下付け出しの石崎涼馬「若いうちにできることを」教員から角界へ 日体大で大の里と同期

スポニチアネックス / 2024年7月8日 16時33分

新弟子検査を終え、握手を交わす日体大相撲部同期の石崎涼馬(左)と古田賢悟(撮影・前川 晋作)

 大相撲名古屋場所(14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の新弟子検査が8日、名古屋市内で行われ、受検した4人全員が身長1メートル67、体重67キロ以上の体格基準をクリアした。内臓検査の結果に問題がなければ名古屋場所初日に合格が発表される。

 昨年の全日本選手権3位で幕下最下位格付け出し資格を有する石崎涼馬(23=高砂部屋)は、昨年春に日体大を卒業してから滋賀県で教職に就いていたが、1年で辞めての角界入り。昨年は全国教職員大会優勝、ワールドコンバットゲームズ重量級(115キロ以上)銅メダル、全日本選手権3位などの実績を残した。

 日体大相撲部の同期では、夏場所で史上最速優勝を果たした新関脇・大の里(24=二所ノ関部屋)や新十両で13勝を挙げた阿武剋(24=阿武松部屋)、三段目優勝の旭海雄(24=大島部屋)の3人が既に角界で活躍している。一度は教員の道へ進んだが、同級生の活躍に刺激を受け「後悔しないように、若いうちにできることをやろうと思った」と昨年末頃に角界入りを決意した。この日同時に新弟子検査を受けた日体大同期の古田賢悟(23=二所ノ関部屋)も、同じように社会人を1年経てから大相撲の世界に飛び込んだ。

 石崎の2歳上の兄は、十両・朝紅龍(25=高砂部屋)。身長1メートル72、体重117キロの小兵ながら、兄と同じような速攻相撲を得意とする。既に部屋の稽古では申し合いで兄の胸も借りており「身近な人が活躍している姿を見て単純にすごいと思った。兄を目標に、近づけるようにしたい」と憧れを語った。

 ◇石崎 涼馬(いしざき・りょうま)2000年(平12)8月9日生まれ、大阪府四條畷市出身の23歳。四條畷相撲連盟で幼少期から相撲を始め、小6で全日本小学生優勝大会3位。四條畷南中3年時に全中8強。明徳義塾高2年時に全国高校選抜大会8強。3年時に全国高校選抜十和田大会3位。日体大1年時に東日本学生体重別115キロ未満級3位、全国学生体重別115キロ未満級優勝。2年時に東日本学生選手権8強。3年時に東日本学生体重別135キロ未満級優勝。4年時に東日本学生選手権準優勝、全日本大学選抜金沢大会3位、全国学生体重別無差別級準優勝、国体3位、全日本選手権3位。日体大を卒業後、滋賀県長浜養護学校教員として社会人の大会にも出場。昨年、全日本体重別選手権シニア重量級(115キロ以上)3位、全国教職員大会優勝、ワールドコンバットゲームズ重量級(115キロ以上)3位、全日本選手権3位。身長1メートル72、体重117キロ。

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