1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

押阪忍さん死去 おしどり夫婦だった 難病「肺スエヒロタケ感染症」と闘う妻支える 自身も大腸がんに

スポニチアネックス / 2024年7月8日 23時44分

押阪忍さん(2008年撮影)

 フリーアナウンサーの押阪忍(おしざか・しのぶ)さんが6月29日午後9時21分、老衰のため東京都の老人ホームで死去、89歳。岡山県出身。葬儀・告別式は近親者で行った。

 自身が創業者で取締役会長でもあるフリーアナウンサーなどのマネジメント会社「エス・オー・プロモーション」は「後日、皆様とのご会葬の機会を設けさせていただければと思います」としている。

 立大卒業後の1958年に「日本教育テレビ」(現在のテレビ朝日)にアナウンサー1期生として入社。64年の東京五輪では、金メダルを獲得したバレーボール女子「東洋の魔女」の実況を担当したことでも知られる。1965年に退社し、民放出身では初のフリーアナウンサーとなり、TBSの人気クイズ番組「ベルトクイズQ&Q」の司会のほか、マーガリン「ラーマ」のCMにも出演し、広くお茶の間に知られた。

 私生活では、1963年にタレントでフリーアナウンサー栗原アヤ子(84)と結婚。おしどり夫婦として知られたが、90年代前半、栗原が「肺スエヒロタケ感染症」を発病。気管支の中にキノコ菌糸が住み着いて肺の機能を低下させる難病で、過酷な治療を続ける妻を押阪さんは支え続けた。夫婦の絆は一層深まり、看病の体験を各地で講演することもあった。だがその後、押阪さんにも病魔が襲い、2009年に大腸がん、2017年に腹部大動脈瘤の手術を受けた。それでもアナウンサー業を続行、2017年、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」にクイズ番組の司会者役で出演し、話題となった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください