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阪神・才木 9日奪首ウイーク先陣 狙え前半戦“3冠ターン” 球宴までに残り2試合登板

スポニチアネックス / 2024年7月9日 5時18分

キャッチボールする阪神・才木(撮影・須田 麻祐子)

 阪神・才木浩人投手(25)が勝利数、防御率、奪三振数の“3冠ターン”に臨む。今季はここまで8勝2敗で防御率1・11、85三振。好調を維持する8年目右腕は球宴までに予定されている残り2試合の登板で3部門のリーグトップを狙う。さらに自身の成績を向上させられれば、チームの首位浮上にも近づく。まずは、9日のヤクルト戦(甲子園)に先発。リーグ3位ながら広島とは1ゲーム差だ。先陣を切る奪首ウイークは任せろ。

 才木が前半戦の“3冠ターン”を狙える位置にいる。8日時点で勝利数、防御率、奪三振の3部門ではリーグ上位。球宴までに残された登板は、きょう9日のヤクルト戦(甲子園)も含めて残り2試合だ。そこで個人成績が良化すれば、3部門の頂点も見えてくる。

 「自分がしっかりゼロで抑えて、長いイニングを投げられたら、その分、チームが勝つ確率も上がるはず。そういう投球をしっかりやりたい」

 当然ながらチームの成績が最優先だ。ただ、個人成績の向上がチーム成績にも直結。今季、ヤクルトに対しては3試合に先発して1勝1敗で防御率3・71だ。対戦防御率はリーグワースト。しかし好データも存在する。甲子園では目下5試合に先発して無傷の3勝で防御率1・35の好成績をマーク。今季、リーグで唯一被弾した相手はオスナ。その助っ人ら強力打線に立ち向かう準備もできている。この日は甲子園球場での投手指名練習に参加。キャッチボールやダッシュなどで汗を流して最終調整した。

 「オスナに打たれた本塁打も神宮だった。甲子園ではまた違うと思うし、いつも通り、自分の投球ができれば抑えられると思う」

 首位奪還ウイークの先陣を切る。岡田監督は球宴までを一区切りと考えており、「(7月23日の)オールスターまでの区切りやな。そこまでに貯金を積み重ねられるかやな」と語る。チームはリーグ3位ながら首位・広島とは1ゲーム差。5月27日以来の首位返り咲きへ向けて本拠地のマウンドを譲らない。「試合の中で球数を抑えて、長いイニングを投げたい。今年はスライダーでカウントも取れているし、無駄球を減らせている」。“3冠ターン”&首位奪還を果たし、ファン投票でリーグ先発部門1位で選出された球宴に、胸を張って出場する覚悟だ。(松本 航亮)

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