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阪神・桐敷が監督選抜で球宴初選出 昨年フレッシュ球宴から大躍進 「岡田監督への感謝でいっぱい」

スポニチアネックス / 2024年7月9日 5時18分

監督推薦で球宴出場する(左から)桐敷、中野(撮影・須田 麻祐子)

 「マイナビオールスターゲーム2024」(7月23日=エスコンフィールド、24日=神宮)の監督選抜選手が8日、発表された。ファン投票、選手間投票と合わせ、セ・パ各30選手が選出。阪神・桐敷拓馬投手(25)はプロ3年目で初出場。昨年のフレッシュ球宴で岡田彰布監督(66)に救援適性を見いだされた左腕が、今年は真の夢舞台へ上がる。リーグで唯一、全試合フルイニング出場を続ける中野拓夢内野手(28)は、新人から4年連続の出場となった。

 桐敷が球界のきら星に名を連ねた。3年目にして球宴初出場を決め「うれしさよりも驚きの方が大きい。いろんな方々が見てくれる機会。思い切り楽しみたい」と満面の笑みを浮かべた。今季はチームトップの36試合に登板し、3勝無敗、リーグ2位の21ホールド、防御率2・16の成績で勝ちパターンの一人として君臨。持ち前の度胸満点の投球を、真夏の祭典でも披露する。

 「(昨年の)フレッシュオールスターを見た岡田監督から、中継ぎで1軍に呼ばれて、今に至る。岡田監督への感謝でいっぱい」

 サクセスストーリーは、昨夏の富山で幕を開けた。昨年7月18日、フレッシュ球宴に出場した桐敷は、クローザーを務めて1回を3人斬り。テレビ観戦していた指揮官から救援適性を見いだされ、前半戦の先発調整から一転、後半戦からブルペン陣の一角を託された。見事にリーグ優勝と日本一に貢献。さらなる飛躍を期す今年は試合終盤を支える存在として一本立ち。本人でさえ予想できなかった「劇的ビフォーアフター」で、真の夢舞台への切符を手に入れた。

 対戦したい打者に日本ハム・万波の名を挙げた。「コンタクト率も高いし、長打、ホームランも打てる。穴がない。思い切り腕を振っていく」。昨秋の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」の同僚を、「直球」で封じる決意を口にした。

 「初めてなので、いろんなことを経験しながら、後半戦につながる投球をしたい」

 同じ全セの巨人・戸郷、ヤクルト・村上らとの交流も待ち望む。スターが勢ぞろいする貴重な2日間。猛虎が誇る「スペードのエース」が、さらなる成長を期す。 

 (八木 勇磨)

 ≪中野 日本ハム・山崎との再戦心待ち≫

 阪神・中野が新人から4年連続の夢舞台へ「各球団の素晴らしい選手と野球ができる。勉強になる」と心を躍らせた。二塁手部門のファン投票ではDeNA・牧に約8万票及ばず2位。「今回は選ばれないかな…と思っていた」と監督選抜に驚きつつ、対戦したい投手には今年の交流戦で2打数無安打に抑えられた日本ハム・山崎を挙げ「しっかり打てるように」と再戦を心待ちにした。

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