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ソフトバンク・有原 監督選抜で5年ぶり3度目の球宴 公約は直球で奪三振「全力、真剣勝負で」

スポニチアネックス / 2024年7月9日 6時3分

キャッチボールするソフトバンク・有原

 「マイナビオールスターゲーム2024」(23日=エスコン、24日=神宮)の監督選抜選手が8日、発表された。パ・リーグ首位を走るソフトバンクからはハーラートップ8勝の有原航平投手(31)ら3投手が選ばれた。有原は日本ハム在籍時の19年以来5年ぶり3度目の舞台で、直球での奪三振を公約に掲げた。また、柳田悠岐外野手(35)が右太腿裏の筋損傷のため出場を辞退し、代わりに周東佑京内野手(28)が出場することも発表された。

 有原らしい堅実な公約だ。緻密な制球、安定したゲームメークでリーグトップの8勝を挙げている右腕は、球宴に監督選抜で5年ぶりに出場する。目標を問われると、まずは“1奪三振”とした。

 「真っすぐで一つ三振が取れればいいと思います」

 日本ハム在籍時の16、19年に2度オールスターに出場し、いずれも中継ぎで登板した。初出場だった16年に横浜スタジアムで球宴初奪三振をマーク。打者は現広島の新井監督だった。同じ広島出身の先輩のバットに空を切らせた。その球は、今でも鮮明に覚えている。「新井さんからの三振はカットボール」。次は剛球で三振を奪うのが狙いだ。

 祭典を楽しみながらも好投を目指す。前回19年は2番手で3回から2イニングを投げて2安打1失点(自責0)だった。さかのぼること16年は7回から6番手として3イニングを投げて3安打2失点。当時の日本ハムの同僚・大谷(現ドジャース)が右手中指のまめの影響で登板を回避し、予定より1イニング長く投げた。「思い出…。あまりいい投球はしていないので思い出はないが、全力、真剣勝負で素晴らしいプレーがいっぱいある。楽しみたいと思う」と話した。

 球宴前には、今日のオリックス戦、順当ならば16日のロッテ戦と2度の登板がある。この日は、みずほペイペイドームで軽めの調整を行った。敵地・京セラドームでのオリックス戦は3月29日の開幕戦、前回6月25日と2連勝中だ。チームも7日の楽天戦で逆転勝ちして、連敗を3で止めた。「チームもまたスタートとなる。初回から乗っていきたいし、明日取れるように全力でいく」と意気込む。

 8月生まれの夏男でもある。「特別なことはしてないが疲れもないし、順調。夏をしっかり投げていればチームに貢献できているなと感じる」。万全な形で、プロ野球の夏祭りに乗り込む構えだ。 (井上 満夫)

 ≪大津、松本裕 セ同学年野手との対戦熱望≫

 監督推薦で初選出された大津、松本裕は全セの同学年野手との対戦を熱望した。先発転向1年目で6勝をマークしている大津はDeNA・牧の名前を挙げて「一度、対戦して打たれた。全力で封じたい」と意気込んだ。中継ぎ、抑えでチーム最多の33試合に登板とフル回転している松本裕は「同級生の岡本和(巨人)と対戦して打ち取れたらなと思う」と話した。

 ≪周東 柳田の代わりに初出場「存在感出す」≫

 右太腿裏の筋損傷のため出場辞退した柳田の代わりに初出場する周東は「オールスターという舞台でしっかり存在感を出して、柳田さんの分まで頑張りたいと思います。ギーさん(柳田選手)、MVPは近さん(近藤選手)が獲ると思うのでゆっくり見ていてください!」とコメントした。

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