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カブス・今永 初球宴決定!球団新人投手69年ぶり「賞金とか獲れたら、みんなで山分けしたい」

スポニチアネックス / 2024年7月9日 1時32分

カブス・今永昇太(AP)

 大リーグ機構(MLB)は7日(日本時間8日)、16日(同17日)に開催するオールスター戦(アーリントン)の投手と控え野手を発表した。同機構の推薦でカブスの今永昇太投手(30)が初選出された。新人年の出場は日本選手9人目。16試合で7勝2敗、防御率3・16と安定した成績が評価された。今夏の球宴は32人が初選出。フィリーズの7人が最多で、ドジャースは大谷翔平投手(30)ら6人が選ばれた。

 全選手が集まる試合前のミーティングで、今永はクレイグ・カウンセル監督から初の球宴出場を伝えられた。鈴木ら同僚から祝福の拍手が湧き起こる。照れたような笑みを浮かべ「もし賞金とか獲れたら、みんなで山分けしたい」と約束した。地区最下位に低迷するチームからは唯一の選出で、球団の新人投手が選ばれるのは1955年のサム・ジョーンズ以来69年ぶり。「シカゴ・カブスを代表して胸を張って行ってきます」と宣言した。

 「いい選手がたくさんいる中で選ばれて光栄。凄くうれしかった。日本のファンの方にもいい報告ができるかな」。快進撃の前半戦だった。自身の登板9試合目、5月18日のパイレーツ戦を終えた時点で防御率0・84。防御率が公式記録になった1913年以降では大リーグの新人投手トップの数字を残した。7勝、91投球回、92奪三振など軒並みチームトップで、借金7と苦しむ中で先発陣の屋台骨を支えてきた。

 同じナ・リーグで選出されたドジャース・大谷と昨年3月のWBC以来の「共闘」となる。「同じ言語をしゃべる人がいるのは心の余裕につながる。彼はこの世界でトップを走り続けている選手。成功する秘けつとかを聞きたい」。世界最高峰の舞台で、質問攻めにするつもりでいる。

 カウンセル監督も「彼は学習者。好奇心旺盛でもっとうまくなりたいと願っている。選ばれるべくして選ばれた」と称えた。登板にも前向きで「いろんな人に顔と名前を覚えてもらえたらうれしい」と左腕は意気込んだ。

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