藤森慎吾 10年に渡る“抗争”明かす オリラジは「千鳥・大悟さんに狂わされたんです！」

藤森慎吾

　お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾（41)が8日放送の日本テレビ「大悟の芸人領収書」（月曜後11・59）にゲスト出演。コンビが、お笑いコンビ「千鳥」の大悟（44）に狂わされたとし、10年に渡る“抗争”を明かした。

　MCの大悟が、芸人たちの私生活の領収書をエピソードとともに査定。金額に見合う面白さと判断すれば「承認」とし、全額分をキャッシュバックするといった番組で、藤森は、現在シンガポールに移住している相方の中田敦彦と食べた焼肉代4万9573円の領収書を持参。「年に2、3回しか合わなくなったあっちゃんとの焼肉代。我々オリエンタルラジオというコンビはですね、千鳥・大悟さんに狂わされたんです！身に覚えがないとは言わせませんよ、大悟さん！」と言い放った。

　藤森は事件が起きたのは15年にBSDlifeで放送されていた「ラジオな2人」だと語った。同番組では月曜日が千鳥、水曜日をオリエンタルラジオが担当していた。その番組で「中田敦彦が経験したことのないような、とてつもないイジり方で、相方を千鳥さんがいじり出したんですよ」とした。

　当時、中田はあごひげをたくわえており、毎日手入れをしていたが、「あっちゃん毎日手入れしていたあの髭を、大悟さんが“あのデザイン髭気に入らんな～。あんなん絶対したない”って。気色が悪いくらいまでね」と藤森。大悟は「なんであいつ髭をあんなにデザインしてんねん」くらいだったとし「あっちゃんがイジられない存在ってこと知らなかった」と反論するが、藤森は「大悟さん言っておきますけど、絶対イジっちゃダメですよ！芸能界の鉄の掟です。中田敦彦はイジるべからず！」と語った。

　さらに「それでもあっちゃんも迎え撃つべく反撃をするんですよ。コンビ名が大悟とノブ、しかも聞いた話によるとノブのカタカナの名前は、大悟さんがカタカナでいったらええんとちゃうか、みたいな感じで付け、自分は大悟というかっこいい漢字の名前を付けた。それをあっちゃんがバンと言って。そして翌週ですよ。今週はどんなイジリをしてくるのかなって待ち構えていたら、大悟さんまた言うんですよ。“しかしあのデザイン髭嫌やな”。デザイン髭一辺倒で！やれどもやれども髭。4週連続の髭イジリをされた後に、あっちゃんが取った行動は髭全ぞりです」とてん末を説明。

　大悟も「これは、わしも覚えとんねん。そこだけは。何も知らずにず～っと言うてたら、ある日あっちゃんが髭全そりして、わしとノブの前に現れて、自分の剃った髭を指さして“さあ、千鳥さん、どうします？”。そんな対応されたことないから、後輩に」と苦笑しながら語ると藤森は「かっこいい～！あっちゃんかっこいい～！あっちゃんはひどく傷つきました。そこから相方は自分を守るべく、色んな理論で武装をし、後に先輩にかみついたり、吉本興業を退社したり、あげくYouTube、シンガポールへ渡った。これは全部千鳥・大悟さんのせいなんです！」と結論付けた。

　大悟は「全然ちゃうよ。イジられてない奴をイジるのが好きやったし、みたいな感じだったんやけど…ちょっと違ったみたいね」と言うと、この日のゲストの「フルールポンチ」村上健志は「あっちゃん、1年くらい前に出ていた番組でも、色んな芸人さんに憧れている。僕はなれないけど、誰々好きです、誰々好きですって言って。千鳥さんとかもそうでしょ？って聞かれたら“いや、俺、千鳥さんのことだけは、絶対に面白いって認められない”って」と語っていたと明かした。

　藤森は「10年たっても、相方の中では時が止まっているんですよ！少しでも悪いという気持ちがあるんでしたら」と領収書を認めてもらおうとしたが、結果は差し戻し。大悟は「千鳥のことを認められませんっていうあっちゃんとは、一緒に仕事したくない。そこを笑えるようになったあっちゃんと仕事したい、という意味で。あっちゃん、髭以外のとこもちゃんときれいにしましょ」とイジっていた。