【高校野球】京都翔英が初戦敗退の波乱 147キロ右腕・塩貝は4四球2失点、進路は「プロ一本」

＜京都大会　京都翔英・京都先端科学大付＞3番手で登板する京都翔英・塩貝　（撮影・亀井　直樹）

　◇第106回全国高校野球京都大会2回戦　京都翔英1―4京都先端科学大付（2024年7月9日　わかさスタジアム）

　昨夏準優勝の京都翔英が京都先端科学大付との2回戦に1―4で敗れて初戦で敗退した。

　相手先発で横手投げ右腕の串田宇孝（3年）を攻略できず、7安打を放ちながら計3併殺を数えるなど1得点に終わった。

　最速147キロのプロ注目右腕・塩貝迅平（3年）は、1―2の7回から3番手として登板し、3回2失点で最後の夏を終えた。

　2イニング目の8回に1安打、4四球を与えて2失点。「これが自分の実力。悪い部分が出て悔しいです。苦しい日々もあったけど、この仲間に出会えた自分は幸せ者です」と高校野球を振り返った。

　球場ではオリックスや中日などNPB6球団が視察。今後の進路については「プロ一本です。指名していただければ一番だなと思います」と言及した。