パリ五輪代表の浦和DF大畑歩夢「8時間ぐらいは…」 豊富な運動量支えるコンディションづくり語る

大畑歩夢

　浦和は9日、さいたま市内で14日の敵地・京都戦に向けた練習を報道陣や一般に公開した。

　パリ五輪日本代表に選出されたDF大畑歩夢は貴重な左利きの左サイドバック（SB）。五輪に向けて「左サイドは自分と半田（陸）とかができると思う。たぶん（自分が）主に出ると考えると、中2日でのゲームなので疲れを言い訳にせず、しっかりやりたいと思う」と語った。すでに1次リーグで第1戦は24日午後7時（日本時間25日午前2時）からパラグアイと、第2戦は27日午後9時（同28日午前4時）からマリと、第3戦は30日午後9時（同31日午前4時）からイスラエルとの対戦が決定している。

　身長は1メートル68と小柄だが、足元の技術と守備力を兼ね備え、豊富な運動量と攻撃参加も強み。コンディションづくりで気をつけていることは睡眠だという。「8時間ぐらいは寝るようにしている。暑いのは嫌いなので、ほぼほぼ冷房をつけている」。サウナについては「リカバリー的要素もあるので必ず行くようにしている」と話した。

　A代表ではDF長友佑都（FC東京）らが長らく左SBを担ってきた。大畑は「自分らの世代の人の方が、A代表にもっと入っていかないといけない。一番上のトップでやりたいと思う」と言葉に力を込めた。

　前節・湘南戦では3試合連続のフル出場を果たした。チームは試合終了間際の2分間で2得点を許し逆転負け。14日の敵地・京都戦が大畑にとって五輪前最後の試合となる。「ケガなくやりたい。試合の運び方というところをやっていきたい」と見据えた。