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阿部サダヲ「こんだけ反響をいただいた作品は初めて」TBS「不適切…」で第50回放送文化基金賞の演技賞

スポニチアネックス / 2024年7月9日 18時38分

阿部サダヲ

  優れた番組・コンテンツや個人、グループに贈られる「第50回放送文化基金賞」の贈呈式が9日、都内で行われ、ドラマ部門で奨励賞を受賞した今年1月期に旋風を巻き起こしたTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)で主演を務めた阿部サダヲ(54)がビデオレターで登場した。

 ビデオレターで登場した阿部は「今日は舞台初日のため、そちらの会場にお伺いすることができず申し訳ありません。この度は第50回放送文化基金賞『演技賞』とても栄誉ある賞をいただいたということでまことにうれしく思っております。これだけ反響をいただいた作品に出たのは始めて。いまだに“面白かった”とおっしゃってくださる方が多く、“また見たい”という方もいっぱいいらっしゃる。光栄に思います。またこのような賞をいただけるように俳優として精進してまいります。授賞式の時に“本当…本当に…”と言ってしまう人は好きじゃないんですけど“本当に…”と言ってしまいますね…」と苦笑いを浮かべぶっちゃけも、「そちらにうかがえず、本当にすみません。本当にありがとうございます」と“本当に”を最後まで連発し、会場に姿はなくとも、この日一番の笑いを誘った。

 宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けたヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の宮藤氏&阿部&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与えた。

 毎回、昭和と令和のギャップなどを小ネタにして爆笑を誘いながら、「多様性」「働き方改革」「セクハラ」「既読スルー」「ルッキズム」「不倫」「分類」、そして最終回は「寛容」と社会的なテーマをミュージカルシーンに昇華。コンプラ社会に押し付けがましくなく一石を投じる宮藤氏の意欲的な筆が冴え渡り、SNS上で大反響を呼んだ。

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