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巨人・山崎伊織、悔しい7回途中降板 自責2も7勝目ならず マツダ初勝利はお預けに

スポニチアネックス / 2024年7月9日 20時21分

<広・巨>7回途中で降板する山崎伊(撮影・藤山 由理)

 ◇セ・リーグ 巨人―広島(2024年7月9日 マツダ)

 巨人の4年目右腕・山崎伊織投手(25)が9日、広島戦(マツダ)で今季14度目の先発登板。7回途中4安打3失点(自責2)で降板し、戸郷と菅野に並んでチーム最多タイとなる今季7勝目を逃した。

 敵地マツダでは通算4試合目の登板だったが、自身初勝利はまたもお預けとなっている。

 この日も岸田とバッテリーを組んでマウンドへ。本拠マツダで36回連続無失点中の相手先発右腕・森下との投げ合いとなった。

 2回まで互いに完全投球。先に得点されたのは山崎伊だった。3回、1死一塁から併殺打性の遊ゴロを泉口が後逸。チェンジになるはずが1死一、三塁とピンチが広がり、秋山の浅めの左飛は佐々木の本塁返球が三塁側に大きく逸れて先制を許した。

 自責0で先制された山崎伊。だが、直後の4回、主砲・岡本和が15号3ランを放ち、あっという間に逆転してもらった。

 6回に内野ゴロで1点を失い、2―3のまま迎えた7回に1死二塁としたところで、阿部監督が2番手右腕・ケラーにスイッチ。

 そのままリードを保てば山崎伊の勝利投手の可能性が継続されたが、ケラーが2死三塁としてから代打・上本に右前適時打されて同点。3番手左腕・高梨が秋山を抑えて3―3で8回に突入している。

 山崎伊の投球内容は6回1/3で打者25人に対して101球を投げ、4安打3失点(自責2)。2三振を奪い、与えた四球は2つ、直球の最速は149キロだった。

 前回登板した2日の中日戦(松本)では7回6安打2失点と好投するも打線の援護は1点どまり。昨季から5連勝中だった地方球場で今季5戦目にして初めて敗れて2敗目を喫した。

 同一シーズンで地方球場5連勝となれば1995年の三浦大輔(横浜)以来29年ぶり、巨人では1955年に6連勝した別所毅彦以来69年ぶりの快挙となるところだったが、手が届かなかった。

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