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西武・渡辺監督代行「審判、間違いないですよね。見てるもんね、絶対」 野村大樹の一塁ベース踏み忘れに

スポニチアネックス / 2024年7月9日 21時26分

<西・日>日本ハムに敗れて肩を落とす渡辺監督代行ら西武首脳陣(撮影・白鳥 佳樹)

 ◇パ・リーグ 西武1―4日本ハム(2024年7月9日 ベルーナD)

 ソフトバンクからトレード移籍した西武の野村大樹内野手(23)が9日の日本ハム戦(ベルーナドーム)に「7番・一塁」で先発出場。移籍2戦目で、初安打となるところが、一塁ベースを踏み忘れてアウトとなる珍事が起きた。試合も延長10回に突き放され1―4で敗戦。4連敗となった。

 1点を追う5回2死無走者で迎えた野村大の第2打席だった。カウント1―1から、山崎福の高めに浮いた球をとらえ、右中間に運んだ。二塁ベースの到達した野村大だったが、その後、日本ハムは一塁へ転送してアウトの判定。西武・渡辺監督代行がリクエストしたが、判定は覆らなかった。

 野村は5日にトレード移籍。7日に出場選手登録され、同日のロッテ戦に先発フル出場し、0―4の5回に左犠飛で移籍後初打点をマークしたが、4打席で安打はなかった。

 移籍後通算6打席目での安打は幻に。二塁ベース上で右手を上げ、さらに初安打のボールも西武ベンチに届けられたが、記録上は投ゴロとなった。この試合も4打数無安打に終わった。

 試合後、渡辺監督代行は「あれはファースト審判間違いないですよね。見てるもんね、絶対。結局しっかりやるべきことができていなかった。そこに日本ハムとの差が出たというところ、きょうの試合は」と話した。「終盤にかけていろんなミスが出て、勝ち越し点もそうだし、ああいうところで冷静にプレーできなかったというところがきょうの負けにつながったと思う。選手は負けようと思ってやっているわけじゃないし、当然真剣にやったプレーの中でミスは出るものなので、それはしょうがない。なんとかウチも点を取っていかないといけないと思うし、きょうは本当にいいゲームだったんですけど、最後、ああいう形で先頭を出して向こうはしっかり送ってくる。その違いが出た」と振り返った。

 ▼野村大  僕的には踏んでるんですけど、そういう判断。審判さんの判断が全てなので。僕からこれ以上何も言うことはないかなと。打球は抜けてくれっていうので見すぎた感じがあって。踏んだのは踏んだけど、甘かったっていうか、そういうジャッジだったので次はしっかり踏んで、早く初ヒットを打ちたいと思います。

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