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一塁ベース踏み忘れの西武・野村大樹「僕的には踏んでるんですけど…甘かったというか」

スポニチアネックス / 2024年7月9日 21時40分

<西・日>5回、野村大は二塁打を放つも一塁ベース踏み忘れのアピールプレーでアウトになり、渡辺監督代行がリクエストを要請。清宮にプレーを説明するも判定は覆らず(撮影・白鳥 佳樹)

 ◇パ・リーグ 西武1―4日本ハム(2024年7月9日 ベルーナD)

 ソフトバンクからトレード移籍した西武の野村大樹内野手(23)が9日の日本ハム戦(ベルーナドーム)に「7番・一塁」で先発出場。移籍2戦目で、初安打となるところが、一塁ベースを踏み忘れてアウトとなる珍事が起きた。試合も延長10回に突き放され1―4で敗戦。4連敗となった。

 1点を追う5回2死無走者で迎えた野村大の第2打席だった。カウント1―1から、山崎福の高めに浮いた球をとらえ、右中間に運んだ。二塁ベースの到達した野村大だったが、その後、日本ハムは一塁へ転送してアウトの判定。西武・渡辺監督代行がリクエストしたが、判定は覆らなかった。

 野村は5日にトレード移籍。7日に出場選手登録され、同日のロッテ戦に先発フル出場し、0―4の5回に左犠飛で移籍後初打点をマークしたが、4打席で安打はなかった。

 移籍後通算6打席目での安打は幻に。二塁ベース上で右手を上げ、さらに初安打のボールも西武ベンチに届けられたが、記録上は投ゴロとなった。この試合も4打数無安打に終わった。

 試合後、野村大は「僕的には踏んでるんですけど、そういう判断。審判さんの判断が全てなので。僕からこれ以上何も言うことはないかなと」と語った。「打球は抜けてくれっていうので見すぎた感じがあって。踏んだのは踏んだけど、甘かったっていうか、そういうジャッジだったので次はしっかり踏んで、早く初ヒットを打ちたいと思います」と語った。

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