【阪神・岡田監督語録】延長戦突入の場合を考え「大山をライトの用意をさせとったよ」

＜神・ヤ＞　サヨナラ打の近本（右）と握手をかわす阪神・岡田監督（撮影・大森　寛明）

　◇セ・リーグ　阪神2ー1ヤクルト（2024年7月9日　甲子園）

　▼こんな勝利もある　いい当たりでも捕られることもあるんだから。前も言うたけど、いい当たりをファインプレーされて点にならなかったことが、結構多かったよ。ほんまに。やっぱりああいうミスはあるから。そのミスで点を取るのも、それももう野球や。はっきり言うて。

　▼もし延長戦なら　（代打・坂本は）ええ感じというか、他の選手を使ったら、延長になったら選手がおらへんから。もう、大山をライトの用意をさせとったよ。原口を一塁で残しとかなあかんからな。大山を代えたら、植田を右翼、熊谷を遊撃にしたらな、あとは豊田1枚しかおらんようになるから。だから、12回まであるから、（ベンチに野手を）2人を残しとかなあかんから。

　▼原口が突入　無理すんな、って言うとったけどな。まあだから、それが打球判断やろ。あの緩い打球というかな、そういうことやんか。結局は。

　▼6回は島田に代打もよぎった　そこで（相手投手を）2枚使わせても良かったけどな。でも、まだ早いと思ったから、野口も豊田も代打でいくのは。（森下の抹消で）外野が1枚少なくなったから、そんなに無駄使いできんからな。