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赤星憲広氏 阪神・輝は明らかなボール球を我慢する選球眼必要 打ちたくても状況考えて「つなぎ」も重要

スポニチアネックス / 2024年7月10日 5時17分

赤星憲広氏

 ◇セ・リーグ 阪神2ー1ヤクルト(2024年7月9日 甲子園)

 【赤星憲広 視点】阪神・佐藤輝の4回無死一塁での3ボール1ストライクからの1球に、反省を促したい。長打を期待される5番打者なので甘い球がきたら、もちろん振っていってもいい場面。佐藤輝も本塁打を狙っていたと思う。ただ、打ちにいって、明らかなボール球なら我慢する選球眼が必要だ。

 138キロのフォークはワンバウンド。見逃せば四球で無死一、二塁と好機はさらに広がっていた。結果はフルカウントからの外角直球を見逃し、一塁走者の大山がスタートを切っていて三振併殺。一転、2死走者なしとなった。次打者の島田が左前打しただけに余計に目立ってしまった。

 その打席は初球ファウルからボール球を振らずに3―1までカウントをつくっていただけにもったいない。打ちたいのは理解できるが、得点力に苦しむチーム事情からも、そして、あの試合状況を考えても、「つなぎ」も重要。打撃の調子は一時期よりも確実に上がってきているが、あの1球の対応次第で、もっと上昇できる。6回1死一、二塁でも、この日2つめの見逃し三振したが、「なぜ振らなかったのか」よりも、4回の「なぜ振ったのか」を猛省してほしい。(スポニチ本紙評論家)

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