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ソフトバンク・広瀬 悔しさ糧に“逆襲”誓った ミス連発も「繰り返さないようにしたい。取り返せるので」

スポニチアネックス / 2024年7月10日 5時2分

<オ・ソ>初回、3回、ソフトバンク・周東の投ゴロで二塁走者・広瀬(中央)が三塁を狙うもアウト(撮影・長嶋 久樹)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク0ー3オリックス(2024年7月9日 京セラD)

 悔しさを糧に成長する。ソフトバンクの広瀬が二塁守備でのミスをしっかりと受け止めつつ“逆襲”に向けて前を見据えた。

 6月の快進撃に大きく貢献したルーキーは「チームに迷惑をかけた。ミスを繰り返さないようにしたい。しっかり練習から脚を使って投げないといけない。取り返せるので。切り替えて、これからのチームに貢献できるようにしたい」と力を込めた。

 0―1の3回、2死二塁の場面だった。オリックス・森の一、二塁間への当たりに追いつき一塁へ送球。しかし、一塁手・中村晃の頭を越える悪送球となり、二塁走者が還ってきた。痛い追加点を奪われた。6回無死一、三塁では中間シフトを敷いていた中で、遊ゴロを捕球した遊撃手・今宮の二塁へのトスに対して、一瞬ホーム側にステップしたことで併殺を取ることができなかった。

 小久保監督も悔しさをバネにしての飛躍に期待を込めた。「(先発の有原は)責められない。ちょっと広瀬の守備のミスがね。(6回の)3点目のは中間でゲッツー。あそこからホームに投げる必要はないので」。こう言及しつつも「逆に今まで良くやっていた。こうやって経験して学んでいけばいい」とエールを送った。

 打っては3回の第1打席で左翼線への二塁打で出塁。7月に入り打率・071と当たりが止まっていた中で10打席ぶりに快音を響かせた。大きな存在感を示している背番号33が再び上昇気流に乗ってみせる。

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