マーシュが「ブラザー」「大ファン」の旧友・大谷翔平が見つめる中で8号 フィリーズは2桁得点に

＜フィリーズ・ドジャース＞7回に8号ソロを放つフィリーズ・マーシュ（撮影・西尾　大助）

　◇ナ・リーグ　ドジャース－フィリーズ（2024年7月9日　フィラデルフィア）

　フィリーズのブランドン・マーシュ外野手（26）が9日（日本時間10日）、本拠でのドジャース戦に「7番・左翼」で先発出場。7回の第4打席で8号ソロを放った。

　9－1と大量リードして迎えた7回2死の第4打席、ドジャース3番手・ピーターソンのカットボールを捉え、右中間席へ8号ソロ。とどめの一発を突き刺した。

　マーシュは2回2死の第1打席でも四球を選んで出塁すると、マルシャンの右前適時打で先制のホームを踏んだ。

　4回の第2打席も先頭で右前打を放ってチャンスメークすると、ロハスの適時打で生還。この回の6得点を呼び込んだ。

　マーシュは22年途中までエンゼルスに在籍。大谷とは外食に出かけるなど仲の良い関係だった。

　この日の試合前にはグラウンドで握手してハグするなど大谷との再会を喜んだ。ドジャーブルーのユニホームに変わった大谷について「「ちょっと違うね」とまだ見慣れないとしながらも「彼のことがハッピーだし、彼自身もドジャースの一員になってハッピーに見える。彼がハッピーなら私もハッピーなんだ。私は彼の大ファンで、彼は私に多くのことを教えてくれた。彼はブラザーでもあり、いつでも応援している。だから彼がハッピーなことがハッピーだよ」とエンゼルス時代と変わらず楽しくプレーしている大谷が見られることがうれしいと語った。

　大谷は大量リードを許した7回の第4打席で代打を送られ、途中交代。ベンチから戦況を見つめた。